第16次去香港 Day3

marik2010-05-07


糖朝でブランチ。皮蛋痩肉粥と蝦の腸粉、マンゴータピオカ。糖朝の味を昔ほど、ああぁぁ美味しい!と思えなくなっている自分に気づきさびしい。なぜかしら。食後は九龍公園を散策し大量のフラミンゴに挨拶。佐敦方面に公園をつっきって、義順牛奶公司でしょうが牛乳プリン。んまい!裕華でこまごまと買い物して、ネイザンロードを南下して尖沙咀へと戻り、ハーバーシティでさらにもろもろ買い物。ランコムのセグレドヴィの化粧水が、日本とくらべると破格の安さ。日本でのあの価格設定はなに?

フェリーで中環にわたって蘭芳園でミルクティと西多士。あまー!うまー!SOHOを徘徊し、中環まで戻ったところでA姐さんと久々の再会。ぉぅおぅ姐さん、会いたかった!どこ行くどこ行く?SOHOでハッピーアワー?としっぽを振るわたしに、「GODのスタバは?」との提案。そうそうそうそれ忘れてた!こんど香港にいったら絶対にいこうと思ってたのに、すっかり忘れていた!さすが姐さん!

GODが内装を手がけたスターバックス、という響きだけですでにうっとり期待しちゃうわよね。ここだけ特別な香港オリジナルのメニューが存在し、糖水まであったりしてさすがスペシャルなかんじ。エッグタルトを食べてみたところ、スタバの食べ物にあまり期待しちゃいけないなあ、と思うパターンのときの味わいだった。でも、なにしろ雰囲気がすてき!まさにGODの店内を彷彿させるレトロ香港な冰室スタイル。

お店を出ると雨がふっていた。雨のなかを上環の永利街までひたすら歩く。ベルリン映画祭で賞をとった『歳月神倫』はまだ観てないんだけど、映画の舞台になった、1950-60年代の香港の雰囲気が残るという永利街を先にみておきたいと思った次第。ああ、なるほど。きゅっと懐かしいきもちになるような風情。取り壊し予定だったのが回避された際のなごりで、「取り壊し反対!」みたいなメッセージがそこらにかかげてあった。

雨がなかなかやまず、SOHOまでほうほうのていで歩いてPEAK CAFEへ。これって、かつてビクトリア・ピークにあったピーク・カフェのことなのかな?大好きな街で雨やどりでお酒のみながらだらだらとおしゃべりするひとときって、人生の贅沢な時間のひとつだよなあ。

Aが予約しておいてくれたヨンキーへと向かい、がちょうのロースト(骨なしで。姐さんが先月きたとき、やけに骨骨しいガチョウがサーブされ、口のなかの負傷者が続出したとのこと)、エビの湯葉まきあげ、菜心、チャーハンなど。あいかわらずピータンがおいしい!

太子大履のてっぺんのお店がなかなかよいと聞いていたので、食後にそちらへ。SEVVAなるお店。テラス側のバーエリアへ行くと、なんたる絶景。HSBCやら中国銀行やらのきらびやかな灯りが間近にせまり、対岸の九龍側の夜景も見渡せて、なんかものすごくテンションがあがる。ボサノバの生演奏も心地よく、心底しあわせなひとときでした。 最終くらいの閑散としたスターフェリーに乗り、彩度の落ちた香港島の夜景と水にきらめく灯りをぼーっと眺めながらホテルへ帰館。