ミャンマー&香港 四日目:マンダレー-バガン

朝3時半に起きてよろよろと準備してタクシーで船着き場へ。まだ真っ暗。朝5時半の船に皆どうやって間に合わせているんだろうと思ったら、きっぷ売り場の前に蚊帳を張って寝ている地元の人たちが何組かいた。なるほど。これなら寝過ごして乗り遅れたりしないね。
外国人用のチケット売り場が別にあるはずなんだけどー、ときょろきょろしていたら、オフィスのなかに西洋人バックパッカーを発見したので突撃。シンガポール在住のフランス人一家で、わたしもシンガポール住んでたよ〜!としばし盛り上がる。シンガからミャンマーってちょうどいい距離の目先の変わったバカンス先でいいよね。
外国人用チケット15ドルだったかを購入して、船を一艙よこぎってその先にある船に乗船。まだ真っ暗。わたしたちのエリアだけプラッチックの椅子が置いてあって、地元の人たちエリアは皆寝転がったりじかに座ったり。外人チームは12人くらいで、わたし以外は全員西洋人バックパッカーだった。すこーしずつ明るくなっていく空をぼんやりと見ているうちに出航し、固い椅子に座ったまま爆睡。

小腹が空いたなー、という頃に着いた船着き場から食べ物を売るおばちゃんたちがドドドっと乗り込んできて、激しいセールスの嵐。気づけば揚げバナナ、とうもろこし、サモサっぽい揚げ物、緑のマンゴーなどをがしがし買い取っていた。売り子のおばちゃんたちが結構英語で意思疎通できるのでおしゃべりを楽しみつついただく。どれも美味しい。
乗ってた船はこんなかんじ。

隣に座ってた、中国留学がえりのアメリカ人女子とおしゃべりしたり、また爆睡したりの繰り返しで数時間。乗っても乗っても目的地は遠い。あと、かばんに入れていた大きな水のボトルのふたの閉めが甘かったようで、かばんの中身が水没していて、地球の歩き方とか本とかアイホンとかがヤバいかんじ。水難の相!
スローボートは週に二便くらいの運行で、船着き場によっては4,50人くらいの人たちがわいわいとお出迎え&お見送りしてくれたりして軽いウルルン滞在記気分。集まった子供たちに西洋人たちが英語であれこれ話しかけると「おおおー!」と反応したりして超かわいい。"Be good!" と叫んだ外人に「イエーーーー!」と応える子どもたち。
水上のドナドナなどを見守りつつ。

何か所よったか覚えてないけど結構な数の港を経由した15時間の旅、半分以上は固い椅子の上で眠りこけてた気がする。睡眠ばっちり。

夜のとばりとともに雨も降り出し、ちょっと肌寒くなったころに、やーーーーーっとバガンの港に到着。20時過ぎだったかな。真っ暗ななか、タクシードライバーに行先を告げて、これから宿を探すフランス人家族と相乗り。彼らの宿が無事きまったところで、オールドバガンのなかにあるホテルに到着。前日にhotel.comで急きょ予約しておいて良かった!なかなかこぎれいなコテージで安堵し、レストランでご飯食べたあと気絶するように就寝。