スペイン旅2015 Day 11 BCN-HEL-NRT

6時起きで朦朧としながら支度。この景色とお別れだなんて認めたくない!

いろんな場所のいろんな宿泊施設に泊まってきたけれど、ほんと、ここは立地も居心地も最強でした。また来る!絶対!アパートメント滞在って思った以上にすごく快適。Aはパリでも同じようなアパルトマンに泊まって楽しかったらしいので、ちょっと、今後の旅のあらたな滞在スタイルとしてわたしも積極的に取り入れていきたい。

最後のスーツケースの運搬だけが懸案事項だったものの、迎えに来たドライバーさんが二人分の荷物を階段で運んでくれてよかった!

空港のタックス・リファンドの窓口前に中国人が渦巻いていて一瞬絶望的な気分になったけど、係員が事前に並んでるひとの書類をチェックして、はい、あっちのカウンターでここをちゃんと記入してから並んでねー、と華麗に整理してくれていたのでさほど並ばずに済みました。

セキュリティを抜けてコーヒー飲んでいたらあっというまに先発のAのルフトハンザ搭乗時刻。これまで10日以上の旅行っていつも一人旅だったので、今回みたいに長めの日数で四六時中だれかと一緒にいたら、一人になりたい病がどこかで顏を出すのではないかと危惧していたけれど、Aの人柄のおかげで2人行動が最後までずーっと楽しいままだった。わたしには一人で好き勝手に生きる以外の耐性が無いと思っていたけれど、もしかしたら二人で暮らす生活も意外と普通にできるのかもしれないという気がしてきたー(ポジティブ)。

バルセロナ-ヘルシンキ間は3時間半ほどのフライト。去年フィンランド国内の移動でフィンエアに乗った時は気づかなかったけど、機内食が有料だったのがびっくりした。LCCか!

春先のヘルシンキなら青空が見えるかなーと期待したものの、曇天。スペインの青い空がもう恋しい。。。

でも平気!ここにはマリメッコちゃんがある!また我が家のウニッココレクションを増大させてしまった。ストックマンでアラビアの食器を買おうと思ってたのに、改装中で店舗がなかったのが残念。
去年は気づかなかったんだけど、近未来的な仮眠カプセルが空港内に設置されていた。時間があるときに一度試してみたい!

スパークリングワインを飲みながらサーモンをつまんで休憩。店員さんと英語で話しながらつい"si,si"と言ってしまうスペインかぶれの自分に気づく。逆に出国審査の窓口で「スペインから飛んできたの?」と問われてyesと答えると、"Adios!"とお見送りしてくれた。

大好きなFazerのチョコを買い込んで搭乗。目をかぴかぴに枯らしながら(787とはいえ目は乾く、でもやっぱり肌はなんとなく乾きにくい気がする)ずっと映画みてた。
アリスのままで』は静かに心をゆさぶる原作がとても好きだったのだけど、映画はちょっと駆け足感がいなめないかな。
しかし早く観たかった”Kingsman”を観られて大満足。あんなに戦闘力の高いコリン・ファース初めて見た!コリンにマーク・ストロングマイケル・ケイン様という英国の素敵紳士カーニバルにときめく。主人公の男子も、最初はぱっとしないなー、と思いながら見ているとどんどん素敵さを増していくマジック。アホらしくてかっこいい映画でした。