エイリアン:コヴェナント


ぜんぜん関係ないけど、祝!イシグロさんノーベル文学賞!!!エゲレスの人ばってん、長崎っ子は勝手に同郷の星やと思っとるけん。大好きな作家がノーベル賞を獲る喜びはアリス・マンロー以来だわ。

で、この映画ですが、もう、コントとしか思えない宇宙船クルーのまぬけさ。だがしかしすごく分かるわー!あのドジっぷりや判断ミス、わたしもあの場にいたら同じことやっちゃいそう。

聖書的な暗示に満ちた深淵な世界で人間たちが見せるおっちょこちょいなドタバタを尻目に、ひたすら美しく輝くファスベンダー氏。
『光をくれた人』でファスファスの魅力に落ちて以来、彼の出演作を見まくっており、もちろん海外のサイトで"Shame"の無修正場面におけるファスベンダーのファスベンダーもチェック。確かにご立派だけど、好みのタイプではないかな(知らんがな)。
リドリー・スコットの映像って昔からほんと好きなので、その中でただただ美しく撮られているファスファスが最高。しかも今回は2役!ダブルで眼福!悪ベンダーな部分がまた色っぽい。縦笛の場面はサービスショット過ぎて笑ってしまった。

主人公の女性の昭和感がすごいなーと思ったらサム・ウォーターストーンの娘さんだったのか!言われてみればお父さんの面影ありあり。あと、ジェームズ・フランコ君の使い方がたいへん贅沢ですね。