ドリーム


最近転職し、世界トップクラスの某企業でコントラクターとして働きはじめたのですが、もう、もう、とにかくみんな頭がいい!これまでの職場も優秀な人たちはいっぱいいたけれど、業種や社風が今まで経験してきた世界とまったく異なるのもあいまって、何もかもが桁違いにレベルが高いように感じられて、ちょっと圧倒され気味。
そんな状態で見る60年代の NASAの頭脳レベルが半端なく高い空気が今の環境と重なって、粛々と自分の仕事をこなす女性たちの姿に、ああ、自分の能力を信じて、できることをちゃんと頑張ればいいんだ、と励まされる思いでした。
かように卑近な共感のみならず、もちろん何重もの差別にさらされる様子に心が絞られ、そこで卑屈にならずに道を切り開いていく様に何度も胸が熱くなりました。
今見ると信じられない!というあからさまな差別の構造が描かれているけれど、この時代のものさしと同じ状態で思考が止まっている人たちって今でもいっぱいいることを感じる日々よね。アメリカでも日本でも。と同時に「あなたが差別なんてしてないって思っていることをわたしは分かっています」という台詞もピリッと刺さり、わたしも慢心しないように人として正しくありたいとあらためて思う。
ケビン・コスナーをめっちゃ久しぶりに見た!そしてキルスティン・ダンストの的確な使い方に関心。そして何よりもジム・パーソンズがビッグバン・セオリーのシェルドンそのまんまなキャラ(から笑える成分を抜いたかんじ)なのがウケた。