ブレード・ランナー2049/ザ・サークル/マイティ・ソー バトルロイヤル/ギフテッド

ブレード・ランナー』の映像美は本当に痺れたよなー、と、本作鑑賞前に家で久しぶりに観てみたら、途中でうたた寝してしまったショック。。。そして本作も、オープニングでおおおおおーー!っと感動したのに、途中でうたた寝してしまったショック。。。
でも面白かった。『ラースと、その彼女』ぶりにゴズリングを魅力的だと感じたような。ジョイとの関係性があの映画を彷彿させるのもあるのかな。ジョイ役の女の子めちゃくちゃ可愛い!この顔に生まれたかった!!という叫びが50回くらい頭の中を駆けめぐった。
コヴェナントに続き、こちらでもengineerがどうこうみたいなセリフがあって、リドリー・スコットは創造主と創られた者たち、という力関係についてとことん考えるのがお好きなのだなあと思いました。

最終的に何が言いたいのかナゾの映画だったんだけど、映画の中で描かれている世界になじみがあるので、ああ、あるあるー、とウケながら観ていました。エマちゃんがあの企業に足を踏み入れて感じている戸惑いに、分かるわー、と共感しまくっていたのだけど、彼女はどんどん馴染んでいくので、やっぱ若いなーと遠い目になったよね。

何もかもが最高。よく考えるとなかなかの絶望の連続なんだけど、基本ふざけてるからずっと楽しい。
"Immigrant Song"がこんなにも完璧に合う映画はもう出てこないのでは。そしてカンババッチとヒドルストンが同じ画面に映る喜び(一瞬すぎるにもほどがあるけど!)。
ヴァルキリー役の子の素敵にふてぶてしいお顔、どこかで見たことがあるなー、とずっと気になっていたのだけど、『ウエスト・ワールド』に出てことががわかってスッキリしました。

  • ギフテッド

ソーがヘムズワースで、キャップがエヴァンス、というのがいまだにはっきり区別できない中年にとってのマーベル・シネマティック・ユニバースにおけるクリスかぶり地獄(プラットがスターロードなのだけは大丈夫!忘れない!)。マーベル作品以外だとさらに混乱してしまうのですが、この作品はエヴァンスの方ね。
マーク・ウェブがまたどれだけキュンキュンさせてくれるのかと期待していたのだけど、ややキュン。