2018 カナダ＆キューバ旅 8日目 モントリオールで斧を投げる
おなじみの組み合わせ（クロワッサン＆ショコラティン）にサーモンのキッシュをプラス。tres tres bon!
小さな公園に不要になった本の贈与ポストみたいなのが設置されており、何これおもしろい！と物色していたらフランス語の文法読本があったのでいただいてみる。このシステムいいよね。
あと、たまに路上に靴が放置されているので何なのかと聞いてみたら、ホームレスの人に拾ってもらえるよう置いてあるとのことで、カナダ。。。あたたかい。。。と思った。
車で通りすがりにサーモン専門店を発見し、お邪魔してみる。新鮮なサーモンがたくさん並んでいて美しい。Iもそのお店の存在に初めて気づいたそうでお店の人にいろいろ話を聞いていて、帰りがけにお礼を言って去ろうとしたら、わたしが興味深くしげしげと眺めていたサーモン・ジャーキーを「これ持って行って。食べてみてー！」とお店の人がプレゼントしてくれた。カナダ。。。あたたかい。。。感謝。
本日のメインイベントは斧投げバー！行ってみると混んでいたので、夕方遅めの予約を入れてもらう。さて、それまでどうしようかー、雨けっこう降ってるよねー、ドライブかなー、アメリカ国境まで行ってみようかー。とだらだら話しながら決定。ダウンタウンから1時間弱くらい走ればもうアメリカ国境はすぐそこ。
ケベック州の青い旗は百合の模様。
今年の8/1からカナダで大麻が合法になるそうで、アメリカ国境でのチェックがより厳しくなったりするのかな。
カナダ雁かなにかの隊列飛行、結構よく見かけた。
ニューヨーーーーク！
国境手前にはめっさ長い電車がスタンバイ。２kmぐらいありそうな、トム・クルーズが敵と追いかけっこするのに最適なやつ。ヘッドライトがついていたけど、動く気配はなかった。毎日走っているものではないのかな。
近くの湖があるエリアは標高０m地帯ってかんじで、なんとなくアムステルダムっぽい。
学生時代に南仏でボート掃除のバイトをしていたIが、この、ボートを持ち上げる機械の話をめっちゃ熱く語っていた。バランスを崩すと大変なことになるらしい。
ケベック州でチェーン店を出店するときは店名をフランス語化しなければならないらしく、おなじみKFCがケベックではPFK (Poulet Frit Kentucky)になり、スタバも Cafe Starbucks と表記されているのがおもしろい。マクドナルドのMマークの真ん中にメープルのマークがあるのに私が気づいたとき、「あれ？！ほんとだ！今までぜんぜん気づかなかった！」とIが驚いていて逆に驚いた。
小腹が空いてきたのでプティーンタイム！そこらへんのファストフードのお店だったんだけど、味こいめでジャンクで美味しい。このチーズのプリプリした歯ごたえがなんとも好き。
ダウンタウンに戻って駐車スペース探してぐるぐるしていたらちょうど予約の時間ジャスト。さあ、投げるよ！斧！！
最初に、サンダル禁止、酔ってる人は投げちゃダメよ、などの説明を受け、ここで怪我をしても訴えたりしません的な契約書にサインするのでちょっとビビりはじめる。
ルールはダーツと同じで、投げるものがデカくて超危険なだけですね。はじめは両手で持って体を後ろにそらして、重心を前に持っていく勢いで投げるとよいよ、というふうに係の人が斧の投げ方を丁寧にレクチャーしてくれるので安心。"I'm Thor!'とかアホなこと言いながらアヴェンジャーズ気分で斧投げ開始。
ビビりながら投げるので初めはいまいち届かなかったけど、なんとなく、10回に一回くらいは刺さるように。これは楽しい！
Iは大胆に投げてバスバス当たっていた。ふなっしーが心のライバルな彼。ヒャッハーと叫びながら喜びを表現中。
金網で仕切られた各エリアにレーンが二つあって、隣のグループの人とタイミングを合わせるのがルール。片方が投げた斧を取りに行く途中でもう片方が斧を投げるのはマジ危険なので絶対禁物。なので、隣のブラジル人カップルと、どうぞどうぞ、とお互い譲り合いながら投げ合い、彼らを待たせては申し訳ないので私が取りに行くときは気をつかって常に小走りを心がけていたら、「彼女はなんでいつも小走りなんだろ」と話題になっていたらしく、Iが「彼女は日本人なんだ」と言ったら、「あー」と納得していたという話をあとから聞いてなんかウケた。
1時間たっぷり斧を投げ続けたらめっちゃ疲れた！これで次回のアベンジャーズに新キャラとして登場できる自信がついたよ。日本でも人気出そうな気がするけど、酒気おび厳禁なのでちょっとハードル高いかな。手裏剣だったらよくない？忍者コスチュームも貸し出してさ！とビジネスアイディアが湧き上がる中、ゲイエリアをお散歩。子ども連れのファミリーもけっこう歩いていて明るい雰囲気。
もちろん男性向け男性ストリップクラブなども並んでいて素敵な写真が店頭にでかでかと掲げられていたりもするんだけど、美味しそうなレストランとか楽しげなバーもたくさん並んでいた。
このままチャイナタウンまで歩いちゃおう！とはりきって散策。冬場に雪景色の中を車で通りすぎた記憶しかない場所を、快適な気温の中で歩けるのがすごく楽しい。
チャイナタウンは香港、台湾、大陸が混じり合っていてなかなか楽しい。
ハーカオ食べたいね！と美味しそうなオーラの店をギラギラと探してたどり着いたレストランは広東語が飛び交っていていい感じ。菜心を頼んだら今日はもう無いと言われ、「モウアー？」とか思わず広東語で返してしまうほどに香港気分。ハーカオ美味しかった。
すっかり満腹になって長々とお散歩。ダウンタウンは数ブロックごとに雰囲気が全然違うので楽しい。シアターエリアの装飾が素敵だった。
マーベルのヒーローたちの柄のお洋服がめっちゃ気になった。ワンピースかわいかった！
モントリオールの四季は冬、冬、工事、夏、冬、という感じでこの時はちょうど工事の季節。ここ歩いて通りたいのに、という場所が工事中だったりして迂回迂回。けっこうな距離を歩くよいお散歩でした。
家でゆっくりビールでも飲みたいな、と私が帰宅途中で言い出したのが22時半過ぎで、あと30分以内でお酒の販売が終わってしまう！と車でスーパーに急ぐ。レジに並んでいて前の人の支払いに時間がかかったりして23時を過ぎてしまうと完全にアウトだったりするらしいのでスリリング。アプリコットやメープルのビールやアップルサイダーなど、ケベック産の可愛いお酒をたっぷりゲット。
家に帰って晩酌タイム。メープル風味のビールと、サーモン屋さんでもらったサーモン・ジャーキーがベーコンみたいな味わいでめちゃくちゃ美味しかった！
