2018 カナダ&キューバ旅 9日目 Drunken Monkeys in Montreal

Iの家の近所を赤いトサカを乗っけた黄色い車がよく走っていて、派手なタクシーだと最初は思っていたんだけど、Rotisserie St-Hubertというチキン料理チェーン店のデリバリーの車だとのちに判明。一度行ってみたかったので、本日はこちらでランチ。

ローストチキンが有名らしく、ランチセットでオーダー。柔らかくて美味!!

近くのマーケットでメープルシロップを、業者さながらの量を仕入れる。地元産のはちみつもいろんな種類があってめっちゃ楽しいパラダイス。
さらに、先日行ったところとは別のアジアンマーケットに連れて行ってもらってときめく。外国のスーパーってなんでこんなに楽しいんだろう。

ロッコ産のClementineというみかんがどうみても温州みかんなんだけど、さらに甘みが強くてすごくおいしい。

マレー系住民向けのパンダンリーフを使ったお菓子も売っていてテンションが上がる。大好物のパンダン入りういろうみたいなやつを、モントリオールで食べられるなんて!初めて食べたIもお気に召していた。間違いのない味ですね。

雨がなかなかやまず、本日もとりあえず車でぶんぶんあちこち走り回る日に。8年前、モントリオールに来たばかりのころにIが住んでいた街を案内してもらう。モントリオールの中でも完全にフランス語しか話せない人が多く住むエリアや、英語をメインで話す人が多く住むエリアが分かれているらしく、英語メインの人が多めの地域に住んでいた模様。彼の青春の地をあちこち巡りながら思い出話を聞く。

雨がやむことを期待して、川沿いとか歩きたいなあ、と所望したら、都会の水辺と自然の中にある水辺とどっちが良い?とのオプション提示。では自然派コースで、とお願いし車を進めてもらうも、川沿いの素敵げな公園に近づくたびに雨が酷くなるという繰り返しでちょっと笑ってしまった。

Iのお気に入りのスーパーがもう一件あるらしく、行ってみるとあら素敵!レバノン人経営らしく、広い広い店内に中東系のスパイスやお菓子が実に美しく陳列されていて、普通の野菜やフルーツの並べ方も芸術的で素敵なスーパーだった。しぼりたてマンゴージュースがたいそう美味!!!
スーパーが入っているモールの中をさらにぶらぶらして、ペットショップで猫に釘づけ。
ここまで書いてふと思ったんだけど、もはや旅行の記録というよりたわいのないデート話になってる?(今さら?)ここから先も何もとくに面白いことは起こりません。すみません。
ドライブ中に、そういえば今日は金曜日なんだね、という話になり、私がいきなり"TGIF!"と叫んだら、「え、いまTGIF(レストラン)あった?どこに?」と真面目に返されて笑った。ただThank god, it's Fridayって言いたかっただけなの。
夜は何食べたい?と問われ、魚かなーと答えると、モントリオールで一番おいしいお店に連れてく!と大きいことを言ってくれるので超期待。
こちらもレバノン人経営のお店で、店内の一部が魚屋さんみたいになってる。こんなふうに。↓

ここで、海老をこれくらいの量でスパイスで炒めてー、イカは、うん、それくらいの量でフリットにしてね、サーモンは、うん、それくらいの大きさでカットしてベイクしてね、とオーダー。めちゃくちゃ楽しい!そしてめちゃくちゃ美味しい!!
ムスリムのお店なのでお酒が出ないのだけが惜しい。猛烈にビールが恋しくなるカラマリのフリット

そして海老のガーリック炒め。ビールーーー!

店内は大にぎわいで、Iの友だちにもばったり。スパイスを挟んで焼いたモロッコ風のイワシをおすそ分けしていただいた。美味。
店頭で海鮮を選んで料理してもらうのって、香港あたりだと伊勢海老や蟹の水槽なんかが並んでるちょっとゴージャスなお店のイメージだけど、ごく普通の、でも新鮮な魚をこうやって調理してもらうパターンってなんか新しくて面白い。
帰りに近所のスーパーで、わたしの大好きなSmarties入りのアイスクリームを発見。美味しい!しかしめっちゃ巨大。

昼間のドライブ中にジャッキー・チェン酔拳の話になり、Iが「小学生くらいのときに見た映画で、ジャッキーに女性が憑依して女として技を繰り出すシーンを見た記憶がある」と言ってそのモノマネをしていたんだけど、家で飲みながらその映像を探したら、酔拳の一部でその場面を発見し、Iの動きと完璧に合っていて、彼の記憶力の良さにあらためてビビる。そしてふたりで延々と酔拳で戦うリアル酔っぱらい。