レディ・プレイヤー1/ 君の名前で僕を呼んで / ピーターラビット

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幼少期に観た『ET』が映画を愛しはじめた原点なので、こういう、がっつり楽しんでるモードのスピルバーグ作品は、もう、たまらないものが。楽しい!そして『マスター・オブ・ゼロ』のリナ・ウェイスが出てきたところでめっちゃテンション上がった!あと、森崎ウィンくんって昔ドコモか何かのCMでタイ人留学生の役で出ているときに胸ときめいた記憶があり、あらためてキュートだなあ、と思いました。クライマックスのあの台詞で胸が熱くなったよね。

わたしはBL的なものに萌える性質をまったくもって持ち合わせていないなあ、と実感しながら淡々と見ていたものの、人生を揺さぶるような出会いの物語という点では心を動かされました。イタリアの夏の熱や風がリアルに伝わってくる映像のみずみずしさにうっとり。

NY発の飛行機の中で見たのですが、いますぐNYに引き返して監督に詰め寄りたい気持ち100%だった。彼の作品、Easy Aとかステイ・フレンズとか好きなのです。だがしかし。なぜ、あえてピーターに手を出した。これ、ベアトリス・ポターが創り出したキャラクターたちではなく、オリジナルのキャラクターで製作していれば、まあ、ギャグがしつこくてたいして笑えないものの、別にお好きにどうぞ、ってかんじだったと思う。湖水地方の美しさがすごく前面に出ている訳でもないし、ほんと、なんであえてピーターを使ってこういう作品に仕上げたんだろう?
ジェームズ・コーデンも好きなんだけど、だがしかし。ピーターではない。ピーター(CGのレベルはすごく高い!動くピーターたちの見た目はとても可愛い!)が何を喋ってもジェームズ・コーデンの顔がちらついて「違う。。。この子はピーターやない。。。」って思うし、ベンジャミンってあんな愚鈍でピーターに振りまわされるキャラじゃないよね?という疑問が膨らむ膨らむ。三姉妹のやりとりも別に面白くないのよね。。。声をあてた女優陣は超豪華で素敵だったけど。
しかしドーナル・グリーソン君はがんばってた。本当にがんばってたよ。。。お疲れさま。。。
唯一の救いは、ピーターとベンジャミンと同じくらい大好きなTom Kittenが出てこなかったこと。トムだけは無事でよかった。。。