黄金色モントリオール 5日目: あとは帰るだけ

もう帰国の日。コーヒーを買いに行くついでに近所のお店でIが、お母さんみたいにもろもろお土産を買って持たせてくれた。帰国して食べてみたモントリオール産のOKAチーズがクリーミーでたいそう美味。

家に帰って荷物を整えている間に、美味しい朝ごはんがあっという間にできていた。

さらに、エアカナダの機内食のイケてなさを語りあっていると、「お弁当持っていきなよ」と、パンケーキやフルーツやをささっと詰めてくれた。完全なるお母さん感。
空港に向かい、チェックインしてお別れ惜しみタイム。出発案内の行き先ボードに表示されている目的地を見ながら、「シカゴ、行った」「私行ったことない」とお互いに言い合うゲームに興じる。
Iが午後早くに仕事の打ち合わせがあるので、セキュリティの手前で行ったものの、別れがたすぎて「ちょっと、もう、私が見送るから!」と空港の外までIを強制的に送って行く。「なんか、イエメンに転勤になったってジャニスに嘘をついたときのチャンドラーみたいだね」とIが言って爆笑するフレンズマニアの我々。
Iを見送って、セキュリティを通ったらもう搭乗開始していて、バタバタとモントリオールにさようなら。
やさぐれて飲んで、Iのお弁当で幸せな気分になり、映画をひたすら見続けて帰国。