シャザム!

トム・ハンクスを好きになったのって『ビッグ』だったので(さ、 31年前なのか!!!)、 それと似たような設定をスーパーヒーロー物にするってナイスアイ ディア!と軽い気持ちで観に行ったんだけど、 思いのほか切ない設定だった。おなじみの「 偉大な力には偉大な責任が伴う」への変容が、 中学生男子の短絡的な思考によるもどかしさで、 より一層おかしみを増すので楽しい。。『ビッグ』 へのオマージュも一瞬ありましたね。すごいネタバレになっちゃう部分なのでふわっと書くけど、 クライマックスで「おお、そう来るか!」 という意外な展開に非常に胸をうたれてしまった。よくできてる!
フィラデルフィアが舞台ということで、ミスター・ ガラスが丘の上で暗躍していたころ、 下の方では子どもがこんなに暴れていたのか、と愉快だった。 マッシュアップとかやってほしい。
ウォーキングデッドの和み担当ジェリーが、 この作品でも心があたたかくなる役で出ていて最高。