令和の夏、オタワの夏
気づけば平成の春のままで日記が止まっていた。そしてもう夏も終わりかけですが、今年の夏の一番の思い出はおなじみのカナダで収穫。
エアカナダのモントリオール直行便が就航してから一年たらずでおもち氏がモントリオールからオタワに引っ越したので、 また乗継便でのデートに戻ってしまった。 JALとWestjetを駆使してバンクーバー経由片道17時間の長い道のり。
今回、平日は家で仕事しながら過ごすスケジュールのおかげで12日くらい滞在できたのはとてもよかった。去年日帰りでオタワに遊びに行った時に、このあたりいいなー、好きだなー、 と思ったエリアにおもちの家があるので、 素敵な場所にどこでも歩いて行かれるのがすごく楽しかった。 暑かったけど。7月中旬のオタワは夏真っ盛りで連日30度越えで、冬場はマイナス30度になる土地とは思えないくらいがっつり日焼けしてしまった。夏の陽光の中のカナダはただひたすら美しくて、青々したメープルの葉が風にそよぐ様がとても清々しい。
ちっこい滝も涼しげ。
ジャスティン(トルドー)の家のあたりも緑がいっぱいでめちゃくちゃ素敵。首相官邸のあたりはフランス大使館やRideau Hall(カナダ総督の家)などが近接しており、 カナダにおけるイギリスとフランスの攻防も見てとれたり。Rideau Hallは、めっちゃイギリス感に溢れてる。
ちょっと橋を渡るとケベック州。
さっきの滝をケベックから眺めるとこんな感じ。
ケベック側の公園は人気がなくてかなりワイルドで楽しい。
巣に潜むマーモット氏。お邪魔してごめんね。
広いオタワ川で海水浴も楽しめます。 ハイチ系の人たちだったと思うんだけど、 カトリックの人たちが川で洗礼を受けている様子も見られたり。 自由でほんと楽しい。
滞在中に日本文化センター主催の夏祭りが開催されていたので行ってみると、空手のデモンストレーションやレンタル着物の着付け、 Uncle Tetsu(りくろーおじさん的なやつ)のチーズケーキへの行列、 日本の出張コンビニなどがあって楽しかった。
日本語学校のブースで30秒間に箸でお豆をつまんでもう一つの器に移動させるゲームにトライしたところ、まさかの敗北を喫してしまい、恥ずかしくて日本人だと自己申告できなかった。。。
ざっと見た感じ、 日本人は全体の1割ぐらいだった気が。 それだけ日本のカルチャーに興味を持ってくれているカナダ人が多いってありがたいね。
おもちの仕事の都合でモントリオールに日帰りで行くことになって 、日中は初めて一人でモントリオールを探索。Côte-des-Neigesのガラッガラの映画館でトイストーリー4観て、あとはダウンタウンを探索。
夜はおなじみのLe Villageでのんびりお酒飲んでプティーン食べて、 やっぱりモントリオールは落ち着くなあとしみじみ。
でもオタワはオタワで、 ファーストコンタクトがほぼ英語なのが安心だし、 首都だけどピリピリした感じがないところが好き。
近所の床屋さんがちょっと面白い感じだった。Walk-in(予約なしOK)とクリストファー・ウォーケンをかけたdad joke。
日中は家にいても晩御飯は仕事から帰ってきたおもちが作ってくれる天国。 FriendsのJoeyのミートボールサンドイッチが絶品だった。胃袋を掴まれまくっている。
あと、近所のピカチュウがいるチャイニーズのテイクアウト専門店のご飯が美味しかった。麻婆豆腐の認識でSzechuan style bean curdをオーダーしたら、店員さんに「ピーナッツ入ってるけど大丈夫?」って聞かれて「ピーナッツ?麻婆豆腐に?」って謎だったんだけど、出てきた厚揚げとピーナッツの謎の豆腐料理がかなり美味しかった。
もちろんプティンも食べまくり。
世界にはもっとカナダが必要。まさしく。