精装追女仔2004

無間序曲の感動が醒めぬうちにと鑑賞。あんなにシリアスだったエリックも余文樂もチャップマンも、こちらでは1mmの迷いもなくアホで良かった。ナット・チャンの戦い&ジャンピングシーンと、shrinkするエリックの場面は大爆笑してしまった。名演技でうならせた無間道と同じ役を徹底的にバカ演技でやり抜くエリックに脱帽。こういう、香港芸能のおおらかさがたまらなく好きだ。レイモンド・ウォンがエディソンの役をやっていたけど、彼の方が若き日のアンディという役柄のシュッとした感じにハマっていた。まあ、そういうかっこよさも台無しな話なのだけど。そして文樂の愛らしさにメロンメロンになったよ。終極無間の公開に合わせてこちらも日本公開にならないかしら。王晶映画のくだらなさは毎回結構なツボ。