2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ナタ子

ダージリン本編前に流れたホテルなんとかというショートフィルムに出ている短髪のナタリー・ポートマンを観ていると、「ティファニーで朝食を」を原作に忠実にリメイクするならば、ホリー・ゴライトリー役は彼女がぴったりじゃないかしら、という考えが浮か…

ダージリン急行

なんてことのない服を着ても絶対にサラッとお洒落に見えてしまう人のように、ウェス・アンダーソンは何を撮ってもそこはかとなく洒落た映像になるなあ。インドの列車にはもう二度と乗らなくていいと思っていたけど、映画を観ているとキュートな乗り物に思え…

月曜日のOL

月曜の昼下がり、暖房がきいたぬくぬくの会議室の最前列で社長のプレゼンを拝聴。煌々と明るい部屋の中、すぐ目の前で朗々と英語で語り続ける社長。絶対に眠れない戦いがそこにある。眠ってはいけない・・・いけ・・・な・・ぃ・・。ハッと気づくとすでに"Any…

千鳥ヶ淵はデズニーランド級の行列。ファストパスは無いのね。人の流れを誘導する警備員が「立ち止まらず、前へ前へとお進みください」と独特の口調で言い続けていて、まるで人生そのものに対する呼びかけのようにすら思えた春。立ち止まらず前へ前へと。桜…

ティファニーで朝食を 

私だったらどのように訳すかしら、ということを始終考えながらまずは原文を読み(こういうとき、ちゃんと訳出するのが、真剣な学習者の本分なのだとは思うのだけれど)、それから村上訳を読んで、なるほどナルホドそういう風に持っていくのね、とすり合わせ…

髪きった。腰まで到達していたゆるウェーブを、30cm以上ばっさりカッティングぅ(エドはるみ口調で)。ショートボブっ子に変身。短い髪の自分を見るのは6、7年ぶりなので切る前はちょっと心配だったけど、さすが天才美容師。描いていたイメージ以上に…

10年間あこがれ続け、これから2ヵ月後にようやく初めて訪れることができるはずだった場所が、突然閉ざされてしまった。巧みにコントロールされた情報の向こう側で流れている血や涙、そして弾圧の恐怖を思うと、とても悲しく心が重い。

ふと本棚を見たら、かわいいお尻がのぞいていて笑ってしまった。昔、まさこからロンドン土産にもらった大英博物館にあるエジプトの青いかば(長いな)。普通に横向きに飾ってあったつもりなのに、何の拍子にこんなことになったのかナゾ。いまさらだけど、ホ…

最近めっきり仕事マシーンと化して無精ヒゲが生えそうな勢いなので、本日はちゃちゃっと切り上げて気分転換にレベッカ・テイラーの絵画のように愛らしい花模様のスカートを買いにいった。週末に銀座のバーニーズで見かけて以来ずっと忘れられなかった一品だ…

はじめてコンソメパンチのCMを見たとき、気づけばお腹をかかえて笑っていた自分に戸惑いをかくしきれない30代女性。その後何度見ても必ず笑ってしまう。まわしをつけているところからの三連発がヤバい。わたしの中の小学生がものすごく喜んでしまう。

まさかのダンク

本編鑑賞前、感動作に備え粛々と劇場のシートに座っていたら、不意打ちで「カンフーダンク」の予告編が流れたので、ぎゃああぁぁぁ!ってなった!うれしすぎる驚き。アジアのスーパースターことジェイ・チョウ氏のバスケシーンのみの短い映像でした。ああ、…

潜水服は蝶の夢を見る Le Scaphandre et le Papillon

見えるし聞こえるし意識もはっきりしているのに体が動かない、という病にある日いきなり冒された人生。その状態にあることの苦しみや絶望は観るものの心をただひたすらぐっと締め付けるけれど、思い出や想像力って人間に与えられた美しい羽なのだなあと改め…

二年ぶりにかつて住んでいた街へ。なつかしくてホッとする。以前住んでいたアパートメントの跡地はどうなっているのかと見に行ったら、そのまんまだった。あれ?でもアパートの名前や大家さんの表札が変わっていたので、余所に丸ごと売却された模様。建物自…