サンタ

我が家には、私が大学三年になるまでサンタさんが来ていた。さすがに中学以降は毎年ではなく、途切れ途切れだったけれど。大学四年の時には逆サンタ作戦で、親の枕元にプレゼントを置いてみました。あれ、難しいのね。袋がカサカサカサ、と音を立てるので、目を開けた母親とばっちり視線が合ってしまった。そんなちょっとアレな、メルヘン一家で育ったせいか、一人暮らしをしている今でも、25日の朝には何か枕元に置いてありそうな気がします。ドリーミング。