至福の音

iPodのプレイリストで最近モーレツにハマっているのが、周杰倫「髪如雪」、陶竽「Susan説」、王力宏「心中的日月」の３連発。台湾ポップスの最高峰そろい踏み。どれも彼らが今年発表したアルバムに入っていて、大河の流れのようなゆったりとしたリズムや中華な音色、そしてそこにR&Bがからんだようなテイストが似通っているのだけど、絶妙な具合に各々の個性が出ていて面白い。

この３曲を続けて聴くとジェイの繊細さ、デビタオさんの艶っぽさ、リーホンの円熟味といった魅力がそれぞれの曲に凝縮されているように感じる。とにかく三者三様の才能がじんわりと伝わってきて耳が贅沢に満たされます。この三枚をお手持ちの方は是非お試しください。しかしこの写真のジェントルメンがものすごいアーティスト達であるようには見え・・・ナ・・・イ。

この組み合わせの後に南拳媽媽「牡丹江」が来ると完璧。脳内にα波が出る。ジェイが弾くさざ波のようなピアノの音色と、弾頭＆Laraタンの丁寧な歌声が実に心地良い。乗り物の中で座って聞いていると、大抵このあたりで落ちて爆睡してしまいます。