くどう

吾輩は主婦である』を見終わってしまった喪失感。全40話、中だるみしたり飽きさせたりすることなく、むしろ後半になるにつれ面白さが加速していったことに、宮藤官九郎の底知れぬ力を感じておののいた。やっぱりこの才能に歌舞伎を書いて欲しい!

クドカンのドラマが始まるよ!というとき、出演者の名を見て、えー、この人がクドカンの世界にフィットするのかしら・・・と懸念を抱くものの、ドラマを見ているうちにその人をどんどん好きになっていくクドカンマジックが毎回起きるのだけど、今回も例にもれず、竹下景子様にマジックが。素晴らしすぎた。実に上品でキュートなお姑さんで、断然三択の女王ファンになってしまったよ。ぺ・ヤングン!

日本のサム・リーこと高橋一生くんが、クドカンコスプレで登場していたのもよかったし、ミッチーの全方位へのツッコミも素晴らしかったし、もう、全てが大好きでたまらない、愛のあるドラマだった。