Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!

今、なぜ、Mr.ビーン?しかも一作目の映画では一度たりとも笑えなかったよなあ。と思いつつも、豆豆先生には恩義を感じている(留学当初に重度のホームシックにさいなまれていた折、ビザの切り替えで訪れた移民局の待合ロビーのテレビで流れていたMr.ビーンの映像に大笑いして心が復活したのでした。少しだけ不安げな表情で待合室に座っていたいろんな国の人たちと一緒になって笑っていたよき思い出。公園のベンチでサンドイッチとかミルクティーとか作るスケッチだった)ので、観にいってみました。

豆豆先生のあのノリをすっかり忘れていたので見慣れるのに時間がかかったのと、前半はもどかしさだけがつのる苦手なかんじのドタバタコントだったので、ああ、やっぱりダメかも、とうんざりしかけたけれど、カンヌでウィレム・デフォー演ずる映画監督の自分大好きっぷりが披露されるあたりくらいから楽しくなってきた。最後の無理やりな大団円合唱にいたっては、ちょっと泣きそうにすら。

おフランスの名優ジャン・ロシュフォールが出ていたのが嬉しかった!