THE POLICE@東京ドーム

本物の輝きというものは、時を経ても決してくすむことはないのだなあ、としみじみつくづく思いました。ああああ、素晴らしかった!!!!だだっ広い東京ドームの中でたった3人の壮年男性が奏でる音楽が、いくつもの物語を語り多様な世界を見せるマジックを見た思い。楽曲や詞の内容に全く古さを感じないのもすごいよなあ。
私がスティングを、そして遡ってザ・ポリスを大好きになったとき彼らはすでに解散していたので、私の中ではモンティ・パイソンと同じく、もはやリアルタイムで体感することはできない英国の幻という存在だったのでした。それなのに、それなのに、まさか、2008年に東京で彼らの生演奏を聴くことができたなんて、ものすごく質の良い夢のようにすら思える。ポリスの中にいるスティング、という姿を見ることができたのも本当に幸せ。おなじみの"Every Breath You Take"を聴きながら、この曲をこのメンバーで生で聴く機会はこれが最初で最後なのかもしれないと思うとちょっと泣きそうだった。