レ・ミゼラブル

marik2013-01-31

本編が終わった瞬間、立ち上がって力いっぱい拍手したくなっちゃった。すばらしい。物語の力、音楽の圧倒的な力に心を打たれます。エンドロールで思い出し泣きが止まらなくなり、どうしよう・・・と焦っているとやがて音楽が酒場の曲に変わり、サーシャ・バロン・コーエンのクズっぷりを思い出してピタリと涙が止まり、無事おすまし顔で映画館を出ることができました。
アンちゃんの『夢やぶれて」』熱唱シーンは、ここ数年の映画のなかで一番うならされた名演技。
そしてエポニーヌ役の子がとてもよかった。はげしく感情移入。彼女の役柄と歌は、恋愛負け犬体質の女の心にしみじみと沁みいるのです。ああ無情。
これだけの大作で立派に主役を演じきったあと、ウルヴァリンSAMURAIにさらりと出演するヒュー・ジャックマンって本当に心根のいい人なんだろうなあ、と思いました。
あとラッセル・クロウの勲章のシーンがさりげなく良くて、はじめて彼に好感を持った瞬間だった。wikiってみたところ、なんと!ジャベール役には最初ポール・ベタニー様が打診されていたらしい。またか!英国王に続き、この監督の作品とはことごとくご縁が無いのかな、ベタニー様。