世界にひとつのプレイブック

不思議な手触りの映画。恋愛映画なのかヒューマン調なのか、シリアスなのかコメディなのか。ふしぎ。主人公の男女の面倒くささだけではなく、周りのひとたちも決して完璧ではないという部分が散見されるところに、あたたかさが感じられてなんか好き。Silver Lining Playbook(希望の兆しプロジェクト、みたいな意味かな?)という原題のとおり、どん底の先に見えるきらりとした希望の光に救われるような気持ちのいい映画。ブラッドリー・クーパーの役回りは非常に情けないんだけど、そうは言ってもやっぱりかっこよくてときめき死にそうでした。