第九次去台北 四日目:台北

朝からタクシーで阜杭豆漿に。8時前に着いたのに、例のごとくすごい行列だった。リノベーションされてから初めて行ったんだけど、焼餅をつくっているところを見られるようになっていて楽しい。甜豆漿、厚餅夾蛋、焦糖甜餅、蛋餅、鹹豆漿をだーっとオーダーして至福の朝食。はふーん。

MTR龍山寺まで行ってお参りしているうちに雨が降りだし、近くの小さなアーケードになった市場に逃げ込む。丸ごと煮あがってぐったりした鶏がぼすぼすと台車に乗せられて闊歩するのをまじまじと眺めたり、けっこう刺激的なマーケットでした。
そして剥皮寮の資料館みたいなところに行き、童心にかえって写真を撮りまくる。『艋舺』のロケ地だったんだっけ?昔ながらの風情ある建物が素敵でした。

適当にぶらぶら歩いていると薬草街みたいなところに入り込み、すっかり苦茶&青草茶のとりこになっている我々歓喜。スタンドでお茶かって飲んだり、日本に持って帰る用に青草茶のパック購入。これ飲んでると肌の調子がすこぶる良くて、大量買いしてくればよかったと後悔。次回は必ずや。
MTRでふたたび善導寺に戻り、友人おすすめの天和鮮物というオーガニック・スーパーへ。お店のなかに精力湯なる、食べるスムージー的なものを出すジューススタンドがあって、酵素入りのと赤いビーツ入りのと、あとパパイアミルクなどをオーダー。これは酵素入りの一番オーソドックスなやつ。野菜や穀物がほどよく食感を残した粒状になっていて、ほんのりとした甘味がくせになる。けっこう満腹になるうえに最高にヘルシーなので、身近にこのお店があったら一日一食分はこのジュースをあてがいたい!

華山1914というエリアまで歩いて行き、台湾オリジンの素敵なヨガウェアのお店や、中華な雑貨のお店などを皆できゃあきゃあ言いながら物色。あと、ジョニー・トーの新作映画のデカいポスターがあって超テンションあがった。ひとりできゃあきゃあ言いながら写真とってたら、「肛門藏毒、注射死刑」などと書かれたキャッチフレーズに友人たちがビビっていた。なにそれ怖い!!早く見たい!ユキちゃん(林雪)がひどい目に遭っていないといいのだけど。

さて次は牛肉麺よ!と、こちらもお久しぶりの林東芳牛肉麺に行くと長蛇の列。30分くらい待って入店。美味!至福!
近くのスーパーで杏仁茶をがっつり買い込み、スタンドでも杏仁茶を買って飲み、中山駅近くの足シボマッサーヅ屋へ。前日の強力マッサージと比べると実に楽ちん。台北之家で台湾産の紅茶など購入し、南京東路まで戻って吉軒茶語でお茶や茶梅、微熱山丘のパイナップルケーキも無事確保!一旦ホテルに戻ってごろごろ。次の予定に向けてお腹を空かさねば!!
晩御飯は新光三越の上の欣葉。ホテルのひとに予約してもらった時間に行ったら席が空いてなくて、「15分後に戻ってきて〜」と言われ、なんとなく下のフロアを見ていたら、レペットの店舗で素敵なピンクのバレエシューズにロックオン。ちょっと珍しいメタリックな色合いのやつ。女同士の旅行でもっとも危険な「いいじゃん買っちゃえ攻撃」もあり、確実に日本で買うのと値段は変わらないorむしろ高いであろうと思いつつ、買っちゃった。ふふふ。
欣葉のしあわせなご飯タイム。からすみの炒飯がちょっと信じられないくらい美味しい。もう、なにもかも美味しい。そしてあの、幸福というものを具現化したような、もっちもちの杏仁豆腐!
すっかり満腹だけど、夜市に行かずに日本に帰れない!ということで寧夏夜市へ。気合いの苦茶を飲んで胃腸の受け入れ態勢をととのえる。いちごの飴賭け、QQ球と軽く流し、蚵仔煎と海鮮スープをぺろり。口にするものすべてが美味しすぎて、もう信じられない。
最後の仕上げに豆花をお持ち帰りすることにして各々オーダー。お店の前に掲示してる日本語のメニューがかなりハイレベルで、路上で笑い死にしそうになった。「ハースせリー あ’好みトッピンダ」がもっともイカしてた!「トッピンダ」を「だっふんだ」っぽく発音するのがポイント。