キングコング:髑髏島の巨神


コングパイセン!最!高!わたしの心の中の小学生男子が全力でドラミングしながら映画館をかけまわりそうなほどに楽しかった!!!もしもわたしが男性だったら、あんな漢になりたい!そう思わざるをえないパイセンの雄々しさ。あこがれちゃうよね〜。

脚本と演出が冴えていて、冒頭の人物紹介だけで、このなかの誰も犠牲になってほしくない、と思うくらい一気に皆に愛着がわいたんだけど、いざいろいろ起きはじめるとそういうのはバスンと吹き飛んで、ただただエンターテイニングな髑髏島での冒険に夢中になりますね。

キングコングとサミュエルLジャクソンのガンの飛ばしあいがたまらない!ベトナム戦争の狂気をぞんぶんに漂わせるサミュエルエルジャクソンのキャラクターは、アメリカのある種の体質を体現しているかのようで考えさせられ。。。まあどうでもいっか!バケモンいっぱーい!火薬ドッカーン!わーー!ってなる。さ〜て、今回のサミュエルエルジャクソンさんは、マザファッカって言うんでしょうか?ってクイズ形式で出題したい。

コングの魅力に釘づけになる本作品でパイセンと同じくらいのチャームを発していたのが、まさかのジョン・C・ライリー。いかなる状況においてもチャーミングだったなー。

トム・ヒドルストン様の存在感は意外と控えめだったけど、日本刀の場面はほれぼれ。これで激ださタンクトップ事変(テイラー・スウィフトと熱愛中にビーチで”I Love(ハートの絵) TS”と書かれたタンクトップを着用し、全世界のヒドルストン好きを困惑させた事件)はちゃらにしようと思いました。あのタンクトップのせいで新ジェームズ・ボンド役の候補からはずれたという噂がありますが、日本刀をふりまわすクールなお姿に、やっぱりヒドルストン様の007を見たいなー、と思いました。

ウォーキングデッドでロッチ中岡に似てると思いながら見ていたドレッドヘアの黒人の俳優さんが、こちらでは短髪でがんばってた。『24レガシー』の主役もやってるし、なかなか売れっ子っぽいロッチ中岡似の彼。

70年代のごりごりのロックがバンバン流れるのもすごくよくて、いい場面でブラック・サバスの”Paranoid”が流れたときには、わたしの心の中のふなっしーが全力でヘドバン開始。
この映像↓何度見てもシュールw

長い長いエンドロールのあとに出てくる映像は、昭和生まれの日本人をピンポイントでときめき泣かせる仕様。マーベルみたいにシリーズ化するっぽくて、今後の展開がめっちゃ楽しみ!!