第一次去台北 Day 1  

午後早めの時間に台北到着。空港で旅客が押しているカートの、Jayの広告写真に感極まる。空港から市内に向かう光景がすでに、初めての場所とは思えない懐かしさ。佐賀あたりに、南方の植物を配置した感じ。

とにかくフットワークを軽くしたいので、最初の二泊は台北駅近くの安めホテルに宿泊。漂白剤の香り鮮やかな部屋に荷物を置き、早速街へ出た。とりあえずバスに乗って永康街を目指す。5年ぶりくらいの北京語圏への旅なので緊張していたのだけど、バスの中のアナウンスは英語もあって超安心。その後何度か乗ったバスでは英語は無かったので、路線によるのかな。

日本人観光客らしく、まずは鼎泰豊へ。小龍包と鶏のスープをいただく。あら美味しいのね。衝撃的な美味しさではないけど、ほっこりと旨みを感じる。食後は冰館へ。マンゴーのカキ氷は季節外れなので置いておらず、かえすがえすも残念。でも、苺がわっさー、と入った氷で満足。ぽつりぽつりと雨が降り出した。

ホテルに戻り、チャンネルVを見ていたらいつの間にかうたた寝。20時頃に目覚めたらB.A.D.が元気に歌っていた。これがB.A.D.かあ。香港のT仔に、三人ともルックスがイマイチなのでブサイクフェチのmarikは絶対好きだと思う、とお奨めされていたグループなのだけど、結構悪くない感じの活発な男子グループだった。

確か若者の町・西門町は徒歩圏内だったハズ、と思いホテルを出て適当な方向に歩いてみた。15分ほどすると、にぎやかな一角に到着。阿宗麺線の店舗を見つけ、麺線買い食い。他のお客さんも皆、店頭で立ったままもそもそと食べている。これ、どんな味なのかすごく気になっていたのだけど、豚の腸と香菜という二大食わず嫌いアイテムが入っているにも関わらず、以外とスルっと入りました。

街角に集うナウなヤング達を見ながらぼーっと歩いていると台北牛乳大王を発見。マンゴーミルクはやはり季節外れでナシ。ざーんねーんだー。でもパパイヤミルク、おいしゅうございました。

こんな感じで淡々と初日終了。漂白剤の香りが薄れる頃、隠されていたカビ臭がほのかに漂い始めた部屋で就寝。