第一次去台北 Day2 


朝から排骨大王へ赴き、排骨麺オーダー。豚のスペアリブ揚げ激ウマ!しかしながら、淡白な麺がいまひとつ魅力的じゃないのと、せっかくのクリスピーな揚げ物がスープでベタン、となるのが残念な感じなので、次回は排骨飯にトライしたい所存です。

MRTで龍山寺へGo。お参りの仕方などはザクっと読んで来たもののいざ現場へ行くと、お線香、ほんとにタダでいただいて良いの?7本取るの?どこに供えるの?と戸惑いの嵐で、いちいち近くの人に確認。拝拝の仕方は見よう見真似で。

そしてここには月下老人という、恋のお願いを聞いてくれる神様がいることを事前にチェック済みですよ。それは、それはもう、祈らねば。お年寄りが多いお寺の中で、ここだけヤング女子率が高い。皆真剣な面持ち。うんうん、みんながんばろうNE!幸せになろうYO!と全員で肩組んで歌いたくなった。おみくじにも使われる、半月形の二つの赤い木片を地面に投げてお伺いを立て、両方とも表が出るのが三回続くと(ココで詳しい方は、ん?と思われますでしょうか?)赤い糸がもらえる、とのこと。念じながら三回、ストレートで表表!イェイ!いただきます!と赤い糸をありがたくいただきました。

そして民権西路の写真館へ。変身の時間。まずは好きな衣装を3着ピックアップ。オスカーナイトに若手女優が着そうなドレスと、普通のチャイナドレス、シェールが着そうな黒ドレス、を選択。先客の日本人女子が何人かいて、皆すごいことになっていけど可愛かった。期待が膨らむよ

ヘアメイクはおまかせで。つけ睫毛以外は何気に普段のメイクよりも薄いくらいだったのが軽くショック。普段のオレ流メイクって・・・。ドレスの裾を引きずりながら撮影開始。写真館の2フロア分に、中華風から乙女の部屋からエッジィなセットまで、コンパクトに種類豊富に用意されていて、そのセットの中をどんどん移動しながら撮影。ポーズは全てカメラマンが指導してくれるのだけど、のっけから結構飛ばしていて、かなりナルシス度高いポージング連発。不思議なもので、こっ恥ずかしい気持ちで撮られながらも段々「私は・・・女優・・・(白目)」って気分になってくる。チャイナドレスに着替える頃にはもう完全にマギー・チャンになりきり。最後の黒ドレスはメイクもこってり。トータルで二時間半ほど、今までに出たことのないアドレナリンが出たひと時でした。きっと修正も沢山入れてくれるであろう写真集は一ヵ月後に送付されます。爆笑間違いナス。

中山駅で降りて、こぎれいな街をそぞろ歩き。フラーと入った足ツボと全身マッサージのお店が結構当たり。天国天国!と浮かれていたら、後半になってマッサージ師がおもむろに、うつぶせになった私の体の上を歩き始めた。小柄な女性とはいえ、すっげーーーー痛いんですけど。腰はさすがにヤバいよ、ギックリ腰って北京語でなんて言うの?と焦っている間にもどんどん踏みつけにされ。ボキボキボキっと。「好痛〜!」って叫んでも「ダイジョブダイジョブ」って言われたー。さっきまで写真館で、蝶よ花よとちやほやされていたこのワタクシが今、踏まれてる・・・。

結局のところスッキリしてマッサーヅ屋を出たのでまあ良し。お腹が空いたので士林夜市へ。立ち並ぶ屋台の方々から、この世で最も苦手な臭豆腐の臭いがコンスタントに襲ってくる油断のならない場所だったけど、牡蠣のオムレツ?お好み焼き?アレおいしい!感激。両手のひら合わせたサイズの鳥のから揚げも美味しかった。寒いのに泡泡冰食べて震え始めたので、早々に引き上げた。

ホテルに戻って龍山寺のお参りの手順を読み返してみたら、二つの赤い木片は裏・表が出るのが正しい形式ですって!表・表は「どっちでもない」んですって!どっちでも無い状態で図々しくも浮かれて赤い糸をいただいてしまいました。ああああああ。どうかお許しください。そしてどうか、どうか、効力はそのままでお願いします。