第一次去台北 Day4 

marik2005-03-13


シャングリラの40階にある雲天芳泉へ。スゥエーデン式マッサージとフェィシャルのエステを受けた。施術してくれた台湾人女子、天才。ゴッドハンド。今までどんなマッサージを受けても頑固に居残っていた肩のゴリゴリを、すっきり流してくれて感動。顔面は、0歳児の頃でもこんなに柔らかくはなかったであろう、というくらいの柔肌に。至福の3時間に身も心もとろっとろの角煮と化した。まさに雲の上的な穏やかな雰囲気も良いし、暫定一位のSpaとあいなりました。

いつも思うんだけど、Spaで流れるヒーリング系音楽の代わりに、自分の好きな音楽をかけてもらうのはダメかね?個室だったら全然OKだと思うのだけど。好きなCD持ち込んだり、iPodにつなぐスピーカーなど置いてもらって。んで50 Cent(中国語で「五角」って表記されていて笑った。安すぎ。)とかグッドシャーロットとか流してもらうの。安らげないか。Jayやデビタオさんの穏やかな歌声を聴きながらマッサージ受けたら、もう、彼方から帰ってこられなくなるかも。

ぼおおおおっとしながら雲天を後にし、瞳孔開いたまま、冷たい風の中知らない街をうっとりと歩き回った。台北に到着して以来初めて見る青空が広がっておりました。

観光らしい観光もしていないことに気付き、台北101へ足を運ぶ。80何階だかの展望台まで登って日本語音声ガイドを借り、台北の街をチェック。ちょうど黄昏→夜景の始まりあたりの一番好きな時間。

この街の佇まいや賑やかさ加減はものすごく落ち着く。それと、私が話すヘタな北京語を、聞き手が皆ちゃんと理解しようとしてくれる姿勢に結構感動した。今まで大陸に行く度に「ハ?何言ってるか分からない。死ねば?」くらいの応対を受け続けていたのでねえ。ガツンと一目惚れしてそのままずっとハイテンションの恋が続いている香港とはまた違って、一緒にいるとひたすら穏やかな気持ちになるような愛情が沸く台湾。結婚するならこういう相手の方が良いのかしらん?

台湾最後の夜!るうろう飯も愛玉子も担仔麺も食べてない!と焦ったものの、101近辺をうろうろしていたらどっと疲れて、ホテル近くのマックで済ませてしまった。リーホンさんが広告しているライスバーガーみたいなやつが美味しそうで気になっていたのです。なんか、腹持ちのよい食べ物だった。

毎晩かぶりつきで見ていた台湾MTVやチャンネルVともお別れ。Jayの「瓦解」のすぐ後にジョリーンの「倒帶」を流すのは作為的すぎるよチャンネルV。リーホンの「愛錯」MVに友情出演しているヴァネス・ウーさんがねえ、素敵でねえ。少年阿虎チックで。光良の「童話」のMVは、鼻血体質には警鐘を鳴らされるかんじ。今度ナゾの鼻血が出たらマジで検査しよう。あと、蜜桃女孩に出てた、ヴァネスじゃない方のなんとか君役の男子が「KENJI」と名乗って歌手デビューしてたよ。

デビタオさんが飛んでる「孫子兵法」のMVに女子十二楽坊が出てた。彼女達を見る度、結局この草野満代似のキレイな人以外の顔は全く覚えられない、と思う。もしかしたら私もマリンバなど持参してこっそり紛れ込み、楽しそうに弾くフリしてたらバレないんじゃないかと画策せずにはいられない。