部屋改造計画の取っ掛かりとして、薄いテレビ購入。液晶いいネ!VCDの映像も心なしかクリアに見えるよ。画面サイズは今までと同じなのに、部屋が妙に広くがらんとした。来週はベッドが搬入されるので、差し引きゼロくらいになるのかしら。

配達を待つ間に島本理生ナラタージュを読み始めたら、止まらなくなって一気読み。立派に切ない。同時代を生きる自分より年下の作家の本は、得てしてお腹がいっぱいにならない感じがするのだけれど、彼女の文は目を通す価値がある(ギャー!偉そう!ごめんナサイ!)と思える。梨を噛んだ時の、シャリっとした瑞々しさと甘さと、ひとかけの苦さを思い出すような文章。年齢を重ねていきながら、その年代年代でどのような物語を描いていくのか、若いお嬢さんの中では最も気になる作家かも。