シン・シティ

バイオレンスな映画はよっぽどのことが無いと観ないのだけど、これは良い!新しい映像世界が体験できるだけでも、見る価値アリ。初めのうちはキツい暴力描写に引き引きだったけれど、イライジャ・ウッドが出てきたあたりから、あまりのことに笑いがこみあげてきた。イライジャ最高。

ベネチオ・デル・トロはかなり好きなのだけど、この映画ではものすごいことになりすぎていて「お願いもうデルトロは映さないでー!もうデルトロ観たくないー!」と、むしろデルトロ拒否。しかもどことなく顔が変で、こんなのアタシの好きなトロじゃない!と思っていたら、あれ付け鼻だったんだー。安心した。トロ、今夜夢に出そう。

渋い男の人の独り言で吐露される男の美学的なモノは、残念ながらオラには理解できない。その点に関してはit's not my kind of movieという気がした。ブルース・ウィリスがダイハードよりもずっとずっと文字通りdie hard。出てくる女性が皆、激しく美しくかっこいい。デヴォン青木を初めてキレイだと思ったよ。クールさ加減にうっとり。デヴォンのミホちゃん役でもう一本映画作って欲しいくらい。ジェシカ・アルバは天使。あと、ベッキー役の子の顔がものすごく好きだった。