Kota Kinabalu: Day1

丸一日移動の日。今回の旅のキャッチフレーズは「Reborn〜再生」。連れのイウ子とは、4年前の香港以来久々の一緒の旅行。疲れOL二人旅のはじまりだYO。午後1時過ぎに成田を出て、クアラルンプールで乗り換え。お久しぶりのマレーシア航空は、私は乗る度に気分が悪くなるので有名(知らないっつの)だけど、今回は体調良し。機内食が妙に美味しく、いちいち「うまい!」と漱石斉藤由貴)ばりのリアクションをとらずにはいられなかった。

機内映画でポール・ベタニーが出ている「ファイヤーウォール」を鑑賞。悪ベタニーにうっとり。ハリソン・フォードのアクションシーンを見ていると、もういいよハリソン・・・ハリソンには今までにもう充分楽しませてもらったから・・・もうアクションはやらなくていいよ・・・と切なくなった。それにしても、ものすごく大雑把な映画だった。あと、サラ・ジェシカ・パーカーマシュー・マコノヒーの"Failed to Launch"という生ぬるいロマンティック・コメディが、それなりに楽しかった。サラ・ジェシカの髪型がかわいい。「ピンク・パンサー」は途中まで。フランス人が見たら本気でムカつくのでは?と心配になるほどのスティーブ・マーティンケビン・クラインのフランスなまりの英語に爆笑。

KLの空港も久しぶり。数年前、シンガからKLに飛んでくる途中で急に発熱し、開港したばかりのきれいな空港の中で、医務室を意識朦朧と探しながら彷徨った時以来。あれ辛かったよ。今回は超元気。キットカットのプロモーションを行っているブースの前を通ったら、ジェイ・チョウさんの「蝸牛」が流れていた。店番の子が「コンニチワー」と声をかけてきたので、「ちょうじえるん!我很喜歓他!」と、頼まれてもいないのにファン宣言をするわたし。「あ、そうなのー。じえるん好きなのー」「ウン!ダイスキアルヨー。バーイ!」と言いたいことだけ言って立ち去りました。

KLからさらに二時間半のフライトで深夜のコタキナバルに到着。成田を出てからほぼ12時間。ぬるい風と暗闇にそよぐ椰子の木の葉に亜細亜仔の血が騒ぐ。空港から10分ほどでホテル(ステラ・パシフィック)に着き、部屋と風呂場の間の壁が窓枠みたいに空いていて、木のブラインド的なものがついているだけ、という作りにちょっと驚いた。シャワー浴びて就寝。