marik2006-10-11

ジェイ・チョウさんの『Still Fantasy』日本版が無事発売されていた。今度のアルバムは日本先行発売ですって!とはしゃいでいた頃が懐かしい。それでも、新譜の日本での発売にあたり、本人がわざわざ来日してプロモーションしたという奇跡をかみしめよう。もぐもぐもぐ。

これがレコードだったらとっくに擦り切れてるゼ!音飛び!音飛び!というぐらいの勢いでこの一ヶ月ほど『依然范特西』を聴きこんでいるけれど、聴けば聴くほど滋味あふれる名盤のような気がします。うれしがって日本版も購入。日本仕様は何故か曲順が変えられているのが、非常に解せないのだけど、まあ、おまけで「霍元甲」も入っているし、まあ、それはそれで。タワレコで買ったら、4人囃子なジェイのポスターがついてきました。じわりじわりとポスターを開いてジェイがひとり、またひとり、と出てくるたびに「かっ・こ・E〜!」と悶絶。

そんなメロメローンな今の自分を思えばウソのようだけど、ジェイの音楽を好きになってから最初の三年ほどは彼のビジュアルに全く興味が無く、CDを買うと自動的についてくるMVのVCDも「またついてきた・・・CDだけでいいのだが」と毎回思っておりました。「七里香」が出たときに、突然、「あれれれ?もしかしてジェイたんったら素敵じゃない?」と視点が変化したのですが、七里香を買ったときも、「写真集つきのCDがさっき売り切れたんですよ」とお店の人に言われても痛くもかゆくもなかったことを、今回の日本版付属の写真集を食い入るように見つめながらふと思い出しました。2月の東京でのコンサートのハイライト写真集は、再び目頭が熱くなるかんじ。外婆!

あと、日本版だと「夜的第七章」のMV撮影舞台裏の映像に日本語字幕がついているのがうれしい。わたしが字幕無しに中国語の映像を見るのは、裸眼(0.02)で物を見るのとちょうど同じくらいだなあ、とあらためて実感しました。宇豪がカメラに向かって「我是・・・猜猜」(僕は誰でしょう?)と言っている場面があるのだけど、「我是仔仔」(ぼく、仔仔☆)と言っているのだとずっと思いこんでいました。F4の仔仔?なんで?という疑問とともに。意識して耳を傾けると、cai caiとzai zai、全然違いますね。声調すらも。オレもまだまだだなあ。ほんとにほんとにほんとにまだまだだ。

今、JayがJ-waveに出ていたヨ。「本草綱目」のペコペコサウンドが日本のラジオ電波に流れているのが、なんとなく愉快。

メモ:13日金曜深夜ポップジャムJay Chou出演。どうかウッカリ見忘れたりしませんように。