独白

ある案件について、迷走、迷走、また迷走の日々。むなしく馬齢を重ねた己の、薄っぺらさとからっぽさに驚き呆れ悶絶しながらも、よろよろと走り続けるしか成す術なし。
もーうイヤぁー、やーんぴ!と大地に寝っころがりそうになるたびに、「あきらめたら、そこで試合終了ですよ」という台詞が脳内をかけめぐります。スラムダンクは一度も読んだことがないのに、どこかで目にした(たしかリップスライムの誰かが言及していたような)この台詞だけは何故か妙に心に刻まれているのでした。

バスケといえば、学生時代、体育の授業でバスケの試合に出ているときに何故かしらボケーっとあさっての方向を見ていて、「marik〜!」という仲間の呼び声に振り向くと、ロングパスされたボールが頭をボヨヨヨヨーンと直撃した、安いコメディ映画のような記憶が蘇ります。しかしながら別のゲームでは、0−0で迎えた終盤、「あと30秒!」という審判の言葉と同時にボールを手にしたので、「お、余裕じゃん」と思いながらのんびりと投げたロングシュートが決まり、ヤター!と喜んでいるところでちょうど試合が終了。「あと10秒」を聞き違えていた、というミラクルもありました。

頭にボールを受けてひっくり返るのか、奇跡のシュートが決まるのか。はたまたあきらめて不貞寝するか。まだまだ試合は続くのであった。ぁあうぅ。