東京タワー

書籍で呼吸困難になるほど泣いたので、もうそんなに泣かないと思ったけど、やっぱりものすごく泣いた。自分を包んでいる絶対的な愛が、すぐそこにあって触れられる位置から消えてしまうということは、どうしても限りなく胸を痛ませるものであるなあ。

「楽しい時間は、鈴が坂道を転がるように音色を残しながら足早に過ぎていった」(たぶんこんな感じ)という言い回しって、原作にあったかな?松尾スズキ氏のオリジナルなのかしら。とても印象的だった。