今年煙火特別多

楽チャイでヴィクトリア湾の花火中継を鑑賞。アンディの『中国人』や喜太郎の曲に合わせて、どえらい量の花火がボカボカ上がっていた。１０年前は香港返還のニュースを見ながら「香港、一度くらいは行ってみたいなあ」という感想を抱いたのみだったことを思うと、１０年の変化って大きい。あの年の９月に中国を旅したとき、「祝！香港が中国に返還されたよ！」というような看板をあちらこちらで見かけて、「ふーん」と思ったり。
中華チャンネルで最近よく流れていた「香港でこの１０年間変わらなかったもの：民主主義、言論の自由、サービス、プロフェッショナリズム」みたいなことを強調しているＣＭや、本日の人民解放軍のパフォーマンスなどを見ると、また「ふーん」と思ったり。なんというか、大好きな人が違う女性と結婚していく様を見ているような気持ちも。香港人ではなく、香港に住んで税金を納めているわけでもない私は、ただ遠くから我愛香港！と叫びながら、いつまでも変わらないアナタでいて・・・とひっそり願い続けることしかできないのかなあ、と思ったりもした２００７年７月１日。