サイボーグでも大丈夫

ワタシって変な子なんですー。ほんと変わってるよねーって、みんなに言われるんですー。という自分語り的な何かを長々と聞かされているようなムズムズ感が始終まとわりついて、いまひとつ作品の世界に入り込めず。あともうちょっとだから我慢して!ほ〜ら、ピが出てくるよ!また出てくるよ!やっぱり好きな顔だなあ、一重バンザイ!というその一点のおかげでなんとか楽しむことができた。劇中の愛情のあり方についてもキュンとしてぐっと来て、よかった。でも、ピが後半で突然ものすごくまっとうな人になっちゃったようなところに疑問が残る。愛の力ゆえということで、気にしなくてもいいのかしら?

やってはいけない7つの項目を説明した絵本の部分が、ものすごーーーく好きだった。あの本ほしい!かわいいし可笑しい!ときめき禁止!あと、ピのヨーデルもよかった。
とりあえず、気に食わないことが起きたときは、指先から弾丸が出て口がカパっと開くといいなあと思いました。私も充電しよう。電池、電池(なんやかんや言うても、自分をサイボーグだと思い込む設定を結構気に入っている)。