第12次去香港 Day 4

marik2007-12-10

本館(ペニンシュラ)のザ・ロビーで朝ごはん。ゴールドと白を基調にしたホテル全体のクリスマス用デコレーションが、ため息が出るほど優雅。いつだって美しい空間がさらに華やかさと上品さを増していて、東京のペニンシュラを思い出すにつけ、微妙な心もちに。ペニンシュラ・ブティックでお茶やお菓子やXO醤をがっつり買いこんで、別館(YMCA)に引き上げ。
裕華に行くと、1階の怪しげな中華な薬、2階でシルク物や雑貨、3階に食器、とワンフロアごとに物欲トラップが仕掛けてあった。そしてもう一つのトラップは、わたしがぼそっと「お茶っぱを入れられるマグカップがほしいなー。金魚の柄の」などとつぶやくと、「お客様、それでしたらこちらにございます」と瞬時に案内するマサちゃん。たしか、日本を出発する前に、「買い物しすぎないよう、お互いに注意しあおう。それが友情」と誓いあったはずなのに。しかしこころ優しいまさこさまは、ローズクオーツと小さなアメジストが連なった、私の好みど真ん中のピンク&薄紫のブレスレットを買ってくださいました。どうもありがとうございました。大事にするヨ!ほんと可愛い。うれしー。
オーシャンセンターのレンクロで香水や化粧品を買いこんだところで小腹が空いたので、徳發で肉丸麺。このお店、ずーーーっと気になっていたけど、行くのは初めて。市場の奥にぎっしりと並んだテーブルに人がみっちりと座っていて店員さんの激しい広東語が飛び交う、なかなかにディープな風情。うわさの牛肉団子は、これで卓球ができるに違いない弾力。あっさりした米の麺とともに夢中でいただく。おいしーー。

汗だらっだらになって市場を出て、許留山で楊枝金露。マンゴーの果肉とジュースそしてアイスにからむココナッツアイスとポメロの果肉。このデザートを思いついた人はマジで天才。
海防道のVCD屋で「不能説的秘密」や「兄弟」を購入。HMVでまさこさまにジェイのCDをオススメ。ジェイのアルバムを一枚だけ人にすすめるとしたら、わたしは「范特西」です(だれも聞いてないか)。あと、陳奕迅のベスト盤もプッシュ。またイーソンの生歌を聴きたいなあ。明日のジェイのライブに来ないかなあ、と念波を送る。
ものすごい荷物とともに一旦ホテルに戻り、スターフェリー乗船。ifcにある、まさこオススメのバーへ。テラスになっていて、九龍サイドがどーんと見渡せる場所で風にふかれながら、昼間からスパークリングワインを飲むのが最高に気持ちがよい。首をぐっと上に向けると、どこまでも高く続くifcのビルがそびえたっていて壮観。
しばしくつろいだあと、モールの中に満記甜品があることを発見。ヤホー!マンゴーケーキとタピオカプリンと、胡桃のおしるこをシェア。おーいしー。隣のテーブルで食べているドリアンケーキの香りがステキに破壊的。一度は勇気を出して食べてみたい一品。
トラム未体験のまさちゃんにあの臨場感をぜひ味わっていただきたいと乗車。一番前でうっとりしながら乗っていて、ふとお向かいを見ると・・・おともだちは眠っていた。銅羅湾で降り、GODで狂ったように「喜喜」のグッズを買いあさる。連日、己の口から発せられる、「もう、これ以上、何も買わない」と言う言葉の薄っぺらさを実感し続けた。
足ツボマサーヅをしてもらったあと、8時のあのおかしなショーに間に合わない!とタクシーで湾仔まで行き、フェリー乗り場までダッシュ。無事、フェリーの上からはしゃぎまわるビルたちの様子を鑑賞。楽しい。
夜ご飯は鹿鳴春にて。干しあわびの煮込み、エビチリ、北京ダックのセットメニューをオーダー。あわび美味しい!給仕のおじさんが、自分、広東語しゃべれるのん?とちょこちょこかまってくるのが面白かった。ダックの皮がどーんと盛られたお皿が届き、そのボリュームに若干ビビっていたら、さらにもう一皿分の皮が登場。夢にまでみた北京ダック天国や。おいしくいただいて、残りは打包。
プロムナードをそぞろ歩き、ペニンシュラのFelixへ行き、絢爛たる夜景を見ながらカクテル。できることならブラインドを全開にしてほしいところ。