第12次去香港 Day 6

ありえない状態にふくれあがったスーツケースを閉めるのに非常に難儀した朝。ホテルを出て九龍站で飛行機のチェックイン。また尖沙且の街中に戻り、澳門茶餐廳でエッグタルトを大量購入。箱に入れてもらって日本へ戻る準備は万端。
スターフェリーで中環にわたりifcでA姐さんと待ち合わせて、翡翠拉麺小龍包で軽く行列。このお店の担担麺を初めて食べたのだけど、コクのある辛味とほのかな酸味が絶品。というか毎日食べたい!香港に行ったら食べなければ気がすまないものリストにまた一つ、おいしいアイテムが加わってしまった。ifcで働いているらしき人たちと大きなテーブルで相席の中、ただ一人ビールを飲みながら、小龍包、ガイランの炒めもの、春巻などをいただく。こんな幸せな休暇も、あと数時間で終わってしまう・・・。
ラストスパートで満記甜品にて白玉入りごま汁粉。仕事や愛情やもろもろの話などしながら姐さんと最後の時間を惜しむ。香港の空気のよごれ具合が辛い、という姐さんには申し訳ないけれど、たしかに東京に戻った翌日、「東京って空気きれいだなあ」としみじみ思ったよ・・・。加油
エアポートエクスプレスで空港に行き、出発時間も押し迫ったころ、香港を離れる悲しみのあまりか、JAL便なのになぜか無意識にキャセイのゲートへと向かい、しれーっと飛行機に乗り込もうとするオレ。搭乗口でわたしのチケットを受け取った人が超あわてながら、「JALはここじゃないよー。ここから遠いよ!急いで!走って!」と叫ぶ声に送られて空港内を疾走。通りすがりのモニタに写る"FinalCall"の文字に恐怖を煽られ、軽く震えながらシャトル電車に乗り込み、ようやくゲートに着いたらまだ搭乗者の行列があったので、安堵のあまり腰が抜けそうだった。こっちの方が出発が5分遅かったのだ。それにしてもなあ。我ながらびっくりした。
さようなら、ジェイと香港。またしばらく日本で出稼ぎします。