カンフーダンク 功夫灌籃
わたしのだいすきな ジェイ・チョウさんが とくいのバスケットボールで だいかつやくしたり ぼんやりとしたり きょうがくのパワーをつかったりするさまを みているだけで ただそれだけで たのしかったです。
ジェイは せかいでいちばん かっこいい と わたしはいつもいっている けれど この えいがでの ジェイの ビジュアルは まんべんなく ちょっと びみょう かもしれない です。
でも てんさいてきな わざを みせるわりには すっとぼけている ひょうじょうの かずかずが とっても あいらしいと おもいました。
「頭文字D」での飄々とした天才路線を踏襲しつつ、カンフーにダンクに体を張って演技するジェイ・チョウさんの姿に胸が熱くなりました。真顔でちょっとふざけてみたりボケたりするあたりに、チョウさんのポワワーンとした存在感が存分に生かされていた。♪うぉぶまい とうふー (豆腐!)とうふー(豆腐!)の歌も小気味よいポイントで何度か流れ、ジェイを堪能する映画としては満足。
ン・マンタとエリック・ツァンとジェイ・チョウが同じ画面の中にいる、という構図が贅沢だった。「功夫」以降のチャウ・シンチー作品で感じていた「マンタおじさんが出ていない」という寂しさの穴が、全然違う監督とはいえちょっとだけ埋められたかんじ。そして、どんな微妙な映画でも、エリックが出ていると多少は救われるの法則を実感。
マンタを含む4人の師父の中で、夫婦ものの旦那さんのほうのひとが、何かの映画で印象に残っていたのだけど、どの作品か思い出せない。*1役者の名前もわからない。ジョニー・トーの映画だったような気がするけど違うかも。誰だっけー?もやもやする。あと、チェン・ボーリンくんはやっぱり男前だなー。
ジェイさん御自らみどころとしてオススメされていた、ラスト間際のCGを駆使した展開があまりにも破天荒で笑ってしまった。映画の文法的に掟破りというかなんというか。メガすげェェェェという宣伝フレーズは、たしかに間違ってなうぃっしゅ。