俺たちダンクシューター

ああああ、ばかだ!なんてばかなんだ!だいすきだ!相変わらずウィル・フェレルのビジュアルが苦手なのに、悔しいけど、やっぱり彼の笑いはものすごく好みだと思い知らされる。
70年代という舞台設定の中で流れる音楽がどれもグルーヴィでよかった。あと、主人公の唯一のヒット曲であるところの歌が普通にいいかんじの曲で、ウィルの歌も上手いんだけど、冒頭や合間のセクスィー台詞や、歌詞がキツくて白目むきそうでした。MV見つけたので貼っておく。意外とクセになっちゃうキャモ!

バスケチームの奮闘っぷりにちょっとホロリとくるのもよい。基本的に全員ボケっぱなしの中、数少ないまともなキャラクターっぽいウッディ・ハレルソンが、地に足の着いたキャラでありながら映画のばかっぷりに水を差さないバランス感覚が素晴らしいと思った。

ふしぎなもので、なぜかこの映画を観ながら「カンフー・ダンク」の過剰なダンクシュートをものすごく見たくなってしまった。なんだろうこの相乗効果。豪快(すぎる)試合が見られる映画、という意味においては、あちらは出色の出来なのやも。