K-20 怪人二十面相・伝

冒険活劇の王道といった趣でワクワクした。知り合いが製作に参加していて、その人の個性が表れたナイスな仕事っぷりが随所に見られたのが、個人的にとても楽しかった。金城さんはやっぱり、ちょっと非現実的かつ無邪気なこういう役のときが一番いい。黒飴のような瞳が相変わらずキュート。
舞台が完全なる虚構の世界なので突っ込むだけ野暮だとはわかっているものの、1949年の世界でおもむろに出てくる「マリッジブルー」という単語にちょっと笑った。