「文藝」春季号の柴田元幸特集での柴田さんと岸本佐知子さんの対談記事で、岸本さんのご尊顔をはじめて拝見。素敵!あんなに理知的で整った風貌の女性が、あんなにも静かにいっちゃっている最高の文章を書いているなんて素敵すぎる!!やっぱり大好きだ!エッセイと同じくそこはかとなく真面目ユーモラスな雰囲気が漂う語り口なのだけど、翻訳に対する真摯な姿勢を覗き見ることができるよい対談だった。「肉体は原文を共鳴させる器」という趣旨の言葉が、文芸翻訳の真髄を的確に表現しているように感じられてぐっと来た。