愛の伝道師 ラブ・グル

マイク・マイヤーズの新作コメディ！しかもジャスティン・ティンバーレイクが弾けた役で出てる！ミニ・ミー役の人も出てるYO!という情報を入手して以来、日本での劇場公開をずっと心待ちにしていたのに、いつのまにかＤＶＤだけがひっそりと出ていた。まあ、まあ、いざ鑑賞してみるとＤＶＤスルーもラジー賞候補もむべなるかな、というかんじではあるけれど、「オースティン・パワーズ」を好きな人（オレ、オレ）だったらそれなりに楽しく観られるはず。まったくもって下品です。好きです。くだらないキメ台詞満載のなか、"Quaking Pudding!"がとくに気に入りました。

はからずも大声をあげてものすごく笑ってしまい、かつ衝撃を受けたのが、ベン・キングズレーが出てくる場面。インドを舞台にキングズレー卿にあれだけ突き抜けた演技をさせるなんてすごすぎる。中でもお茶をそそぐ場面は、あらゆるオスカー俳優が演じたバカなシーンの中でも歴代１位だと思う。必見です。フレンチ訛りのジャスティンもなかなか健闘していた。インド映画風舞踏シーンのジェシカ・アルバがものすごく可愛い。