極寒ホノルル 四日目

シアトルズベストコーヒーで入手したドーナツとコーヒーとともに、朝はやいカラカウア通りを散歩。今日は絶対にいい天気になるだろうなあ、という気配のすがすがしい空がいいかんじ。サーフィン・スクールの車にピックアップしてもらって1時間ほどドライブ。途中オバマさんが通っていた高校のそばや、日立のこの木なんの木(なるほどデカい!)がある公園などを通過しました。
人気のないビーチに到着し、早速レッスン開始。腹ばいになるときの位置、パドリング、波のかわし方、ボードの上での立ち方などをさらっと習い、ボードを引きずって(重い!!)海へ。冷たい・・・。ひーひー言いながらボードによじのぼり、沖に向けて漕ぎ出す。インストラクターが波をうかがい、ボードをおされて3回パドリングしたら立ち上がる。おお、立った!クララが立った!ボードの上に!波乗り気持ちいい!超テンションあがって何度も繰り返すも、海に落ちるタイミングによっては波に巻き込まれて恐怖。さらに、沖までパドリングで戻るのに異様に疲れ、ボードの上でへばっているとインストラクターが迎えにきてくれて、沖までひもで引っ張ってくれた。
波乗り楽し〜!→海に落ちるの怖い→パドリング疲れる→寒い。寒い。波に酔う。吐き気→インストラクターが沖まで引っ張ってくれる→波乗り楽し〜ぅぃぃ! を何度も繰り返した後、砂浜に戻ってぶるぶる震え、ふたたび勇気を出して海へ。上記のループを繰り返し、1時間ちょっとでレッスン終了。
車の中爆睡している間にワイキキへと戻り、そのままビーチへ。太陽が出て暖かい。しばし読書。ビーチリゾートで私が望むただひとつの事「ビーチでただひたすらのんびり読書」が、四日目にしてようやくできた日。そしてそれは最終日。
プール沿いのレストランで肉汁したたるチーズバーガーをもりもり食べて、ビーチに戻ってまたしばし読書ののち、Mが待つハレクラニのプールサイドにお邪魔。別世界!初めてハワイに来たとき以来ずっと、大きな蘭の花が描かれた優雅なプールにあこがれ続けていたので嬉しい。カクテルをだらだらと飲んでしゃべって読書して泳いで、極楽を満喫。ハレクラニの前のグレイスビーチはかつて、人々が病を治すために来る海だったとのこと。私も、恋愛ベタという重篤な病を治すべく、がっつりと身をひたしてきました。祈、ヒーリング。きゃあきゃあいいながら波にもまれ砂まみれになり、お腹が痛くなるくらい笑い転げた。

ホテルに戻る途中、虹を発見。シャワーを浴びた後、夕日が沈むのを見届け、スーパーで雑貨や食料品を大量に買い込んでホテルに戻る道すがら、スーツケースに入りきるかどうか問題に恐れおののく。
ディナーはアラン・ウォンズにて。予約時間ジャストに行ったもののテーブルが空かないので、バーでスパークリングワインを飲みながら待機。なかなかにセレブリティな雰囲気のレストラン。席に通され5品くらいのコースメニューにトライしてみたところ、信じられないくらいお腹いっぱいに。いわゆるパシフィックリムでもかなり和食寄りの味付け。美味でござんした。
サイズ直しを頼んでいたハワイアンジュエリーの指輪をピックアップしてABCストアに寄ってすべての買い物終了。部屋に戻り無言でひたすらスーツケースに詰めて詰めて詰めきったった。