第16次去香港 Day4

marik2010-05-08

朝、おなか空いたなー、と思いながら部屋でごろごろしていて、前日に打包したガチョウのローストと炒飯の存在にはたと気づいた。冷蔵庫にはビールもあるじゃない。窓からの香港島の景色をながめながら起きぬけのビール&がちょう。しあわせに満たされながら食後にふわふわとお隣のペニンシュラに行ってXO醤やチョコレートを入手し、スーパーでもろもろ買出し。毎日ランチの後に仕事しながら何杯も飲んでいると太らない気がする、お守り的な陸羽のポウレイのティーバッグは必需品なので大量に。

フェリーで中環にいってIFCでAと待ち合わせて、南Y島いきのフェリーに乗船し、Aのマンションの前など通過。香港の南側の光景(サイバーポートとかあるあたり)ってはじめて見たかも。30分くらいで島に到着。素朴な漁村といった風情でなごむ。こういう島で一週間くらいのんびりしたいなー、と一瞬思ったけど、それだったらバリあたりに行くかな、やっぱり。海鮮料理屋の水槽でシャコやカニを選び、ビールを飲みながら料理を待つ。気温は32度。暑いのもじめっとした空気も大好き!ちょうテンションあがる!と思うのは、住んでいないから言えることなのかな。やがて運ばれてきたシャコのおいしさに悶絶。しあわせ!!!

それにしても甲殻類を食べるときって異様に時間がかかるよね。長いランチを終え、島内散策。千葉なんとかというお茶屋さんがいい感じで、お店のひととあれこれ話しながら、ジャスミン花茶を購入。プーアール茶は、ワインみたいに熟成されるとより価値が高くなるって知らなかった。店を出てぷらぷら歩いていると、ふと、母の誕生日であることを思い出しあわてて電話。生日快樂!

なんとなくおいしい珈琲を飲みたくなったから香港島に帰ろう、ということになりフェリーでちゃちゃっともどり、IFCのFuelなんとかというカフェで休憩。そして水平移動し満記甘品でマンゴーパンケーキとくるみのお汁粉&豆腐花を満喫。翌朝にはもう香港を発たなきゃいけないなんて信じきれない!!

スターフェリーで尖沙咀にわたり(この時点で三半規管が弱いわたしはふらふらし通しだった。でもやめられないスターフェリー)、ネイザンロードの大班足浴へ。なぜか大班足浴の店頭に澳門茶餐廳の看板が並んでかかっていて、エッグタルトを売っていた。コラボレーション?極楽の足ツボマッサーヅでひと眠り。

MTRで旺角にいき、金魚街に。金魚が入ったビニル袋がばばーんと並ぶ景色がひさしぶりに見たくなったのでした。壮観。ゴールデンウィーク中の東京を歩き回ったせいか、土曜の夜の旺角ですら人が少ないように思える。ここでもVCD屋を探すんだけどなかなか見当たらなかった。VCD屋、もはや希少価値なのかしら。

ランガム・プレイスの池記でワンタン麺。かさねがさね、池記が渋谷から撤退したことが残念でならない(何年前の話・・・)。旺角の裏通りをぷらぷらしながら油麻地まで歩き、義順(私信:honeymilkたん、次回こそレンゲ入手するね!)で雙皮奶とマンゴー・シェイク。美味!

ところでさいきん私の頭のなかの消しゴムがかなりのハイスペックになっていて、物忘れのはげしさや、言いたい単語がでてこなくなってきていたりする度合いがひどくなってきている。今回A姐さんとの会話のなかで「(人間の)業」「民度」「ジェラルド・バトラー」といった単語がどうしてもその場で浮かばず、数時間後に「あ!さっき言いたかったことを思い出したよ!」という光景が繰り返されたのが印象深かった。でもこうして日記にかけるくらい今は思い出せるから、まだ大丈夫かな。

尖沙咀まで戻り、姐さんとお別れ。また近いうちに。たぶん、今年中にくるから!と手をふり、尖沙咀界隈を徘徊。HMVに閉店ぎりぎりまでいたけれど、欲しいVCDもDVDも今回は見つからず。こうして更けていく香港の夜。