猛暑を言いわけにしばし休んでいたランニングを久々に復活。夜風が涼しくて気持ちよかった。めずらしく音楽を聞かないで走ってみたら、虫の声やお堀の白鳥がケケーっと鳴く声が聞こえたりで風情があってよろしかった。ここしばらくずっと悲嘆の底で膝をかかえてじっとうずくまっているような心もちだったのだけど、もうそろそろいい加減ちょっとずつ元気を出して、古いものはさっぱりと捨てる覚悟をして前へと歩をすすめようではありませんかという気概が、アドレナリンとともに少しわいてきた気がしなくもない。