タイ・ラオス旅 Day 2 バンコク→ルアンパバン

朝から乗り合いのバンで空港に向かいチェックイン。ラオス航空の機内で出るコーヒーがインスタントをその場でお湯で溶かすものであったことを思い出し、搭乗ゲートに行く前にカプチーノを確保。なつかしいこじんまりとした飛行機に乗り込み、いざラオスに出発。機内食のロールケーキが意外とおいしい。コーヒーはもちろんインスタント。

あっという間にルアンパバンに到着。暑い!うれしい!乗り合いのバンで宿に向かうと、フロントの女の子が、「ごめんなさい、わざわざ予約してもらってたけど、実は満室で・・・なんちって!冗談!」と陽気におでむかえしてくれた。こじんまりとした、清潔で可愛らしい宿。無料wifiも使える便利さ。

さっそく街へ出て、メコン川沿いのレストランへ。さほど空腹ではなく、フレンチフライをつまみながらビアラオをいただく。ゆったりと流れるメコン川を見ながら昼下がりのビールの極楽!!下流へと向かう長いボートが、エンジンを切ってただ流されるままになっていて面白かった。

前回プーシーの丘にのぼったときは、あまり長くは無い道のりながらも息も絶え絶えだったけれど、今回はらくらくと階段を上がることができて、日ごろの運動の成果がこんなところに、とちょっと感動。丘から眺める町並みは二年前と何も変わっていないようで、相変わらず心やすらぐ美しい景色。

丘をおりて、郵便局方面にお散歩。この街に来ると、オレンジの袈裟を着たお坊さんの姿を見かけるだけでときめく不思議。そして彼らは普通に歩いていてもめちゃくちゃ足が早い。 メゾンスワンプナームホテルのスパを事前にオンライン予約していたのだけど、コンファメーションのメールが届かないのでHPにあるアドレスに確認のメールを送っても返ってきてしまう状態だったので、ホテルに突撃して予約。無事、翌々日の午後にマッサーヅ予約OK。

郵便局近くのこじゃれたカフェでミントが入ったレモネードみたいなのを飲んで一息。あと、まさこさまによる戦場カメラマン渡部さんの物まねがクオリティ高すぎてずっと笑っていた。渡部さん、旅行中にたびたびまさこさまに憑依していました。

お散歩のついでに、宿の近くにあった小奇麗そうなお店でフット&上半身マッサージ。半オープンエアみたいなところでデッキチェアに座って足のマッサーヅを開始してまもなく、椅子の背もたれやクッションから立ち上る湿ったカビ的なアロマにじんわりとテンションが下がり、さらに二階に通され上半身のオイルマッサージをカビ的な部屋の香りに包まれてさらに沈んだ気持ちに。なんというか、昔の中国の寝台バスにつまれた布団に一晩寝たくらいの精神的ダメージ。

晩御飯は宿の近くのThe Chang Innのレストランへ。テラス席からのぞく室内にはなんだかデコラティブな調度品がたくさんで楽しい。川海苔を揚げたものがビールによく合う。肉の炒めたのやフライドライスなども美味!

食後はナイトマーケットへ。台北あたりの夜市とは対極にある静けさ。世界一テンションの低いナイトマーケットだと思う。その静けさがとても心地よい。あと、旅立つ前にルアンバパンの天気予報を調べたら最高気温30度、最低気温10度と載っていてウソでしょ!と思っていたら、夜は本当に寒かった。ナイトマーケットに出店しているモン族の女性も厚着していて、前回わたしがいたく感銘を受けたグラマラスぶりは拝見できず(最低)。

ぶらぶら歩いたあと、ブルーラグーンでちょろっと飲んで帰館。