タイ・ラオス旅 Day 6 ホアヒン

marik2010-11-04

朝からビーチをランニングしてきた雅子様が帰ってくるタイミングで起床。朝ごはんのビュッフェがなかなか充実。タイで食べる食べ物で一番好きなのって汁ビーフンかも、といつも思うくらい大好きな汁ビーフン(長いうえに最高にどうでもいい文章)を、オーダーしてその場で作ってもらえるのがうれしい。スムージーもカウンターでオーダーして作ってくれるし、料理の品数も豊富で楽しい。ホールを仕切っている女性が、西洋人のテーブルのみをひとつひとつ挨拶してまわり、東洋人のテーブルは完全無視、というのが、なんともコロニアル調だなあ、という感じ。そして彼女がにこやかに挨拶して各テーブルを離れる際には必ずすぐさま鬼のような表情になるのが衝撃的で目が離せなかった。

ビーチに一番ちかいプールの椅子に陣取り、やしの木の下でひたすら読書&昼寝。人生で一番すきな時間のすごし方!しかし風がすごい。ビーチには本日も遊泳禁止の旗が立っていた。風にー吹かれてー歩いてーゆーくのーさー、という歌がふと頭に浮かび、口ずさみながら、これ誰の歌だっけ?とまさこに聞いたら「猿岩石!なんで、今?」とつっこまれた。猿岩石かー!有吉先生!ほんと、なぜ、今、この歌?自分でも理解しがたかった。

ただただだらーっとして、ちょこっと小腹がすいたのでプールサイドのレストランでソムタムとサティをオーダー。ソムタム、辛くしてねとオーダーしたら本気の辛さ。ビールで余計に辛さを感じる感覚が刺激され、ヒィヒィ言いながら水を頼んだらウェイターさんが苦笑。甘いもので緩和しようと、マンゴーとスティッキーライスのデザートプレートをオーダー。甘い!おいしい!

ふたたびプールで読書&昼寝。まさこが読んでいる「龍馬がゆく」の海軍操練所かなにかの話をしていて、真顔で「勝新太郎がさー」というまさこさまにしびれた。夕方になって「ハッピーアワーですよ〜」とのお知らせが回ってきたので、アップルマティーニをオーダーして魅惑のカクテルアワー。しかし寒い。一日中プールのそばにいて、一度たりとも水につかる勇気がでなかった。なんつっても、空が、秋の空だもの。うろこ雲の下のやしの木、という景色がちょっと不思議で素敵。

夕方までだらだらして、着替えて街へと繰り出す。翌日バンコクに戻る足を確保せねばと、街中にいくつか出ているハイヤーサービスのカウンターで、話しやすそうなお嬢さんのところを選択。バンコクまでの金額、もう忘れちゃったけど、往路の半分くらいの金額だったと思う。クールに交渉していたつもりなんだけど、思わず「安い!」と言ってしまった。

ナイトマーケットをぶらぶらして(音楽を鳴らしながら軽くリズムに乗っていつ夫とその妻をふたたび目撃)、大きな通りの角っこにある食堂でご飯。Changを頼んだら凍った状態で登場。アンソニー・ウォン似の陽気なおじさんがしゃくしゃくビールを溶かしながら注いでくれた。蟹のカレー炒め、トムヤンクン、炒飯、野菜の炒めたのん、と昨日と同じようなメニューで。毎日食べても食べ飽きない!

食後に、お店の前にある観光客に人気っぽいアイスクリームの屋台で、ココナッツアイスをオーダーしたらタイ語でババババーっと話しかけられたので、「すみません、タイ語わからないんです」と言ったら、売り子のお嬢さんに「ええっ?!そうなの?タイ人じゃないのね!」と驚かれた。もう慣れました。

ホテルに戻ると、前夜に見たドラマの続きを偶然見ることができて大喜び。毎日放送してるのかしら?電話のコードで首をしめるキャットファイトのシーンもちゃんと見られた!ヒロインをボコボコにしたケンカの後は、ほかの人にお金を払って自分にビンタしてもらい、「彼女に殴られたの〜」と金城(仮)にぶりぶり甘えてみたり、さらにはヒロインの息子を誘拐!そしてそんな悪い女の悪だくみにまったく気づかない金城(仮)に、いいかげん気づきなよ!と我々の大ブーイング。普通にご近所さんの設定でオカマが数人出ていて、子どもの誕生パーティに出席したりしているのがタイっぽくておもしろい。金城(仮とヒロインのコミカルなやりとりのバックにはかならず同じ音楽が流れるのもウケる。これ、DVD無いかなあ。タイトルもわからないからどうにも探しようが無いなあ。無念。