第18次去香港 Day2

重慶マンションで両替して(1万円=930ドルくらいだったかな。うれしい円高)スターフェリーに乗って中環へ。エスカレーターをばんばん上がって羅富記でお粥。好食!!そしてトラムに乗車。やっぱり寒くてしょんぼりしながら乗ってたんだけど、湾仔の手前あたりでダンダカダンダンと太鼓や銅鑼を盛大に打ち鳴らすわたしの大好きな音が聞こえてきたと思ったら、街角でライオンダンスをやってた!すごいテンションあがる!

銅羅湾で降りて、ヴィクトリア・パークで翌日のマラソンのゼッケンなどを受け取り。ハーフの遅めのグループは、所持品をあずける袋がかわいいピンクなのでうれしい。公園ではマラソンイベントの準備が着々と進んでいて、ゴールのゲートを見たときなんだかぐっときて泣きそうになったり、しかし私は明日ここに無事たどりつくことができるのだろうかという非常に重い気持ちに襲われたり、揺れるお年ごろ。

しつこいけど本当に寒いので、スタバに避難してしばし暖をとる。持参したヒートテックのシャツ数枚だけでこの滞在を乗り切る自信がなく、とりつかれたように腹巻きを欲しながら時代廣場の周辺を雨のなかさまよう我々の前に、ユニクロ無印良品の看板が現れたとき、砂漠でオアシスにであったかのごとく大歓声を上げてしまった。ユニクロを見つけてあんなにうれしかったのって初めて。が、しかし、ユニクロはすっかり春模様で、ヒートテック系は皆無。でもその上の無印はわたしを見捨てなかった!かろうじて売れ残っていた腹巻き2枚とあたたか肌着を1枚てにいれた!

腹巻き最高!ぬくぬく!とごきげんでMTRに乗ってふたたび中環へ。蓮香楼でMちゃんとVと合流。蓮香楼は今までなんとなく難易度が高そうで行きたいけど行けなかった憧れの場所。広東語OKな二人がいれば安心!混みこみの店内でそろそろ席を立ちそうな人たちの近くに立ってじんわりと念を送りつつ席が空くのを待つというハイレベルな手法を伝授され、しばし待ってなんとか着席。でも黙って座っていたら、今度はまったく食べ物がやってこないので、ワゴンがやってくるたびにどっと押しかけ、蒸篭をあけてもらってりして飲茶を次々とゲット。ご飯たべるのも押しの強さがたいせつだと思い知らされ、初香港のKにはいきなり濃厚な香港の洗礼といった趣。ディムサム美味しかった。なんか魚の浮き輪みたいなやつが美味しかった。

甘いものが食べたいと所望したところ、ほら、近くに満記があったよね、あの建物、ほら、ほら、となかなか思い出せない香港在住者ふたりに「あ、ウェスタンマーケットだね」とわたしが言うと「地元の人ですか?」と賞賛された。そして満記に入るや「せいわい!」と元気よく店員さんに告げるわたしにVがウケていた。お汁粉豆腐花をいただきちょっとあたたまった。
英語と北京語と日本語でワアワアとおしゃべりし続けたのちM&Vとわかれて中環のランドマークのほうまで戻り、ハーベイニコルズでうきうきお買い物(と言っても化粧品ばかり)。マラソンのことを考えると気分が重くなるせいか、物欲もなかなか沸いてこないというミラクル。あとはifcの本屋で本を数冊購入したくらい。スターフェリーでTSTに渡り、わたしだけ大班足浴にいって足マッサーヅ。極楽!極楽!

走るためにはとにかく炭水化物をたくさん食べなきゃ!と思いつつも、食べたいのはワンタン麺。池記に行ってワンタン麺やら油菜やらを粛々と食べ、帰り道にエッグタルトを買い食いしたあたりでわたしの食欲中枢が突然おかしくなり、西多たべたい!あまーい西多士が食べたい!とうなされながら重慶マンションの地下の蘭芳園でフレンチトーストと奶茶。いいんだ。これらのカロリーはすべて翌日消費されるのだから。

おとなしくホテルに帰り、土曜の夜の香港でこんなに早寝するなんて殺生や・・・とおんもに出たい気持ちをぐっとこらえて早々に就寝。