第18次去香港 Day3

朝からマラソン。感想が長くなったので別途記載します。http://d.hatena.ne.jp/marik/20110308

天后からMTRでホテルに戻ると、なぜか突然ヨガをはじめるロハスなKをしり目に速攻で湯船にお湯をはり、お先に入浴。走ったあとのお風呂は格別!すばらしい充足感に満たされながらボヤーっとしていると、昼ごはんは翡翠小龍包で担々麺を食べるべし、という天の啓示を受けた。

とりつかれたように湿布を貼りまくり、素敵に湿布臭を香らせながらハーバーシティへ出立。担々麺!四季豆!帆立と卵白のふわふわ炒め!やっと心から香港を楽しめるという開放感に満たされた。スタバでコーヒー飲んでると眠気がやってきたので、またホテルに戻ってしばし昼寝。滞在時間を1秒たりとも無駄にしたくない香港で昼寝タイムを取り入れるなんて、やっぱりさすがに疲れていたのだなあ。

夕方めざめ、部屋でビール飲みながらだらだらしつつ8時のきらめく光のショーを鑑賞。そこここのビルがくるったようにレーザー光線をはなつさまを初めて見たKがめちゃくちゃウケていた。

ショーが終わったところで旺角へ。今回、10cmヒールのブーツと足がすぐに痛くなるレペットのバレエ靴しか持ってきていなくて、明日以降の筋肉痛に対応できるか心配だったのでスニーカーでも買おうと思い、花園街へ。リーボックのイージートーンの去年の限定版が可愛いな、と思っていたのだけど日本ではもう売ってなさそうで、それが見つかればラッキー、という思いを胸に10店舗ちかく出入りしたところで、晴れてお目当ての色とサイズのものを発見。うれしくて思わず値段も見ずにレジに持っていったんだけど、安かった。花園街、やはりあなどれないわ!

女人街を徘徊していたら消防車がやってきたり、別の道を歩いているとそっちにも消防車が何台もとまっていたりしてなんとなく騒然とした雰囲気。その一方、歩行者天国っぽくなっている路上では50代っぽいアロハシャツを着た男性が独創的な踊りを踊っていて、彼とつかず離れずの距離でフレアスカートをはいたやはり50代らしき女性が独創的な踊りを踊っていた。なんだろう、昔はダンスホールでやんちゃしていたオレたちのホットな踊りを見てくれ!というノリなのかな。めったなことでは動画撮影などしない私が思わず動画で収録してしまったほどのインパクト。彼らの踊りのふざけ方(たぶん当人たちはいたってまじめ)が、うちの両親がふざけて踊りそうな踊りだったのも、かなりツボだった。うちの両親が路上でこれを披露していたら泣けるけど超ウケる・・・。

初香港のKにまたしても香港の濃いインパクトをあたえつつ、さらにディープに油麻地へ向かい、四季煲仔飯へ。10分ほど並んで着席。煲仔飯屋に行くのは初めてなので勝手がわからずちょっとドキドキ。絶対にまちがってカエルとか注文しないように注意深くメニューを吟味してオーダー。私は排骨、Kはチキンで。待っている間に周りのテーブルを見てみるとアルミの鍋ごとドーンと出されたスープや牡蠣のカキ揚げ風のものを食べていて美味しそうだった。しばしの待ち時間のあとに出てきた土鍋のふたを開けようとすると熱くて大変。こっそりお隣を見てみると、お箸を両手に一本ずつ持ち、土鍋のふたをはさんで持ち上げてとっていた。なるほど!まねっこして蓋を外すと、魅惑のご飯と排骨登場!テーブルに置いてあるタレをがつがつと回しかけていただくご飯の美味しさといったら!!!なにこれ天国!滋味がしみこんだご飯のおこげ部分が絶品。

煲仔飯ってなんで冬場しかないんだろう、もったいない!と話していたんだけど、帰りがけに道路沿いにある調理場を見て納得。あの大量のガス台でがんがん土鍋ご飯を炊くなんて、夏の香港では考えられないね・・・。

大満足のなか義順にたちより、あたたかい牛乳プリン。しーあーわーせー!