台北の朝、僕は恋をする (一頁台北)

marik2011-03-27

『一頁台北』ずっと観たかったので、普通に日本で劇場公開されて嬉しい!期待にたがわぬ洒脱さと愛らしさに満ち満ちたキュートな作品で、恋ってよござんすねえ、とあたたかな気持ちになる。そんなほんわか気分に包まれながら見る師大夜市や大安森林公園、誠品書店にMRTといった思い出深い台北の普段着の景色にきゅんとしてしまつた。ふふ。
主人公の男子が、フランスに行ってしまった恋人のためにフランス語を勉強しているという設定で、彼のモノローグにおいて世界でもトップクラスに美しい言語であるフランス語と中国語が(フランス語のつたなさがまたキュート)入り混じるところがツボでした。美しい響き。あと、さりげなく楊祐寧がちょっとだけ出てきたのでほんのりうれしかった。
劇中劇として映画の中でテレビが映るときに必ず流れている『浪子情』というメロドラマのベタさもいいかんじ。あれをフルで見てニヤニヤしたい。