欧州・中東・亜細亜めぐり Day 1 羽田-香港-ロンドン

羽田(何度でも言うけれどやはり羽田発着は楽!!)より朝からキャセイ便にてまずは香港へ。やあやあ、ただいま!と香港に挨拶する間もなくロンドン行きに搭乗。キャセイの充実の機内エンタテイメントのおかげで映画やらGleeの連続鑑賞やらで12時間ほとんど眠らず。ギャレイのあたりに、ご自由にお取りください用の飲み物やちょっとしたお菓子が置いてあって、小袋に入ったPoppanがラインナップに入っているのがさすが香港!うれしい。

ヒースローに到着すると、翌日が王子の結婚式というのも関係しているのかいないのか、入国審査は遅々として進まない長い長い列。18年前はじめてロンドンに来たとき、空港に着いた時点ですでにそこに働いている男子たちが皆かっこよかったうえに街中で見かける男子もなんかいい感じにシュッとした人が多くて、私のなかではロンドンは世界一の素敵男子都市、という位置づけだったんだけど、今回もやっぱり普通に空港をうろうろしている係員たちがすでにいい感じにシュッとしている。その後街中でもやはり何度も、あ、素敵、あ、素敵と思い続けた。

ヒースローエクスプレスに乗ってパディントン駅へ。子どものころ、くまのパディントンが大好きだったので、こぐまがそこらへんに置き去りにされていないかどうかキョロキョロしたけれど、捨て熊はいなかった。残念。

タクシーの運転手さんにホテルの名を告げるもご存知なく、とりあえず住所だけを頼りに行ってもらうことに。車のなかから見える景色にいちいち「映画のなかにいるみたーい」とときめく。

「着いたよ」と言われて降りるも、ホテルがどこにあるやらさっぱり分からず。通り過ぎていく人たち3組ほどに聞いてみるも、皆さん「そういう名前のホテルは知らないなあ」と一様に首をかしげる。途方に暮れかけたとき、ふと思いついて通りの反対側にわたってみたら、あった!小さな小さな看板があった!ずらっと並んだタウンハウスの一角がホテルになっていて完全に民家に溶け込んでいた。

このThe Sumner Hotelはtripadvisorで芳しい評価を受けていたので選んでみた(基本、わたしのホテル選びはいつもtripadvisorだより)のだけど、ほんと、期待にたがわぬ素敵なところだった。こじんまりとしているけれど、ホテルの機能はばっちり。なかなかセンスのいい友達の家の、きれいに整えられた客室にお泊りしているようなかんじで快適でした。唯一の難点は、エレベータを降りたあと、客室まで数段の階段があるところくらいかな。

部屋に入ったのが、自宅を出てからちょうど24時間後。シャワー浴びて気絶するように就寝。